【28選】コロナによって注目度の高まる新しい生活様式、不動産×シェアリングサービス一覧

はじめに
2020年6月17日に、一般社団法人不動産テック協会(以下、不動産テック協会)が制作・更新を続けている、不動産テックカオスマップの最新版が発表されました。
画像出典元:https://www.sumave.com/20200626_18133/
シェアリングのカテゴリーに分類されている不動産テックの数は28。そのサービスをこの記事にまとめます。さらに今回の記事では、サービス概要などの紹介文章を意図的に省きます。読者のみなさんに、できるだけ先入観を与えず、不動産テックに触れていただきたいという思いからです。ぜひ、ご自身でWEBサイトを訪ねていただきたい。はじめて触れるサイトの中身はわかりやすいか。直感的に好きになれるか。そういった、ご自身の感覚を業界関係者の読者のみなさんには大切にしていただきたい。そんな思いです。
前提/不動産業界におけるシェアリングサービスとは
分かち合う、共有するという意味の英語、「share(シェア)」を語源にしています。その考えかたは不動産業界において、“土地活用”という発想で古くから存在しました。遊休(余剰)資産の活用というテーマにおいて、住宅やマンションではなく、「駐車場として土地を生かす」という発想です。これが、いま、インターネットやスマホが発達・普及した社会背景をもとに、さらなるサービスへと発展しています。この社会背景が非常に重要です。そこでは、不動産の概念を広げたり、細かくしたりします。物件や家、土地だけでなく、自宅、別荘、空間、オフィス、倉庫、自宅の空きスペース、宿泊施設、キーボックス、飲食店、美容室、アイドルタイムのカフェスペースなどなど。そうした“不動産”をインターネットやスマホが発達・普及した現代の市場にあわせて、ビジネスとして運営されているのが不動産業界におけるシェアリングサービスです。この前提をもとに、不動産テック協会が制作した不動産テックカオスマップ第6版から、シェアリングに分類されている不動産テックを抜き出し、一覧にします。本記事が、自社をIT化したいと考える不動産会社や、不動産テックに関心はあるがイマイチよくわからないという業界関係者に、不動産テックに触れるキッカケとなれば幸いです。以下、28サービスを五十音にして掲載します。
akippa
画像出典元:https://www.akippa.com/
ADDress
画像出典元:https://address.love/
wework
画像出典元:https://www.wework.com/ja-JP
eichiii
画像出典元:https://eichiii.com/
Airsalon
画像出典元:https://airsalon.net/
Airbnb
画像出典元:https://www.airbnb.jp/
ecbo cloak
画像出典元:https://cloak.ecbo.io/
画像出典元:https://www.oyolife.co.jp/
Keycafe
画像出典元:https://www.keycafe.com/ja
Sharekura
画像出典元:https://sharekura.com/
SHOPCOUNTER
画像出典元:https://shopcounter.jp/
STAY JAPAN
画像出典元:https://stayjapan.com/
SPACEE
画像出典元:https://www.spacee.jp/
SPACEMARKET
画像出典元:https://www.spacemarket.com/
スマート会議室
画像出典元:https://www.smartkaigisitsu.net/
Smart Parking
画像出典元:https://smart-parking.jp/
SOUCO
画像出典元:https://corporate.souco.space/
SOCIAL APARTMENT
画像出典元:https://www.social-apartment.com/
TIMEWORK
画像出典元:https://www.timework.co.jp/
toppi!
画像出典元:https://www.repark-toppi.jp/
軒先パーキング
画像出典元:https://parking.nokisaki.com/
軒先ビジネス
画像出典元:https://business.nokisaki.com/
HafH
画像出典元:https://www.hafh.com/
Vrbo
画像出典元:https://www.vrbo.com/ja-jp/
ひとり会議室
画像出典元:https://www.hitorikaigi.com/
minikura
画像出典元:https://minikura.com/
MonooQ
画像出典元:https://monooq.com/
LivingAnywhere Commons
画像出典元:https://livinganywherecommons.com/
おわりに
人は、未知の存在を“脅威”に感じます。オンラインとリアルの取材活動を通じて、そのことを再認識しています。不動産業界関係者にとって、不動産テックが未知の存在なのだとしたら、それはメディアである私たちの力不足によるものです。ここで、改めて言葉にします。テクノロジー、IT化、不動産テックは、不動産会社をサポートする存在です。決して、主役の座を奪う存在ではありません。アフターコロナの不動産業界におけるIT化、オンライン化、ひいてはデジタルトランスフォーメーションに、テクノロジーや不動産テックの存在は欠かせません。「欠かせないといわれても、よくわからないものに手を出せない」のが人情です。信用できない人に部屋を貸したり内見をしてもらったりすることに抵抗感を覚えることと同じ。それらを「未知の存在」「なんだかよくわからないモノ」ではなく、「知った存在」として身近に感じることができる読者を一人でも増やしたいと考えています。今後もSUMAVEは、情報発信によって不動産業界をサポートしていきます。