テレビ東京の『WBS』が取材で来場。不動産テック協会主催の『Real Estate Conference 2019』レポート

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テレビ東京の『WBS』が取材で来場。不動産テック協会主催の『Real Estate Conference 2019』レポート

はじめに

2019年4月22日、東京都千代田区にあるベルサール神田にて、『Real Estate Conference 2019』という不動産テックイベントが開催されました。主催は、一般社団法人不動産テック協会です。不動産テックベンチャーによる登壇やブースの出展があり、不動産テックのトレンドに触れることができるイベントでした。

また、この日は、テレビ局のニュース番組による取材も。番組は、テレビ東京の『WBS(ワールドビジネスサテライト)』です。フィールドキャスターの須黒清華さんをはじめとした取材クルーが会場を訪れ、登壇内容や出展ブースを取材しました。

上の写真は、テレビ取材を受ける、ダイヤモンドメディア株式会社の代表である武井浩三氏(画像上)です。武井氏は、協会の代表としてインタビューに応えていました。なお、武井氏については、SUMAVEが取材をしたコチラのインタビュー記事も参考にしてください。

印象的だったのが、不動産物件をバーチャル内見できる、ナーブ株式会社の『VR内見』(写真上)や、株式会社ライナフをじっくりと取材していた取材クルーです。ライナフの代表である滝沢潔氏(写真下)もインタビューに応じ、その模様も取材当日の夜に、テレビ放送されています。

ライナフは、自社のスマートロックである『NinjaLock』が、美和ロック株式会社と提携したことも発表。両者の共同発表もテレビ局によって取材されていました(写真下)。

『WBS』などのニュース番組による、不動産テックカンファレンスの取材は、従来よりも“不動産テック”というキーワードが一般化しつつあることの表れです。不動産テックベンチャーと不動産会社の協力があったからこその、キーワードの一般化ではありますが、こうした機会の創出に取り組んでいる不動産テック協会の活動から、今後も目が離せません。

本記事では、当日のカンファレンスに登壇した12社(12名)を取り上げ、ダイジェスト版としてお届けします。登壇したのは以下のメンバーです。当日に登壇した順番で紹介します。※以下、敬称省略です。

桜井駿/PropTechJapan Founder

桜井氏は、みずほ証券や一般社団法人Fintech協会で(事務局長として)実績を積み、昨年(2018年)は、ADRE不動産情報コンソーシアムを立ち上げるなど、フィンテック領域での経験を不動産テック領域へ応用させています。NTTデータ経営研究所でコンサルタントとして活躍していたことから、そのノウハウや、スタートアップと官公庁との連携にも強みを持つ人物です。2019年に入り、PropTech Meetupというイベント開催にも積極的な姿勢を見せています。

ちなみに、PropTech(プロックテック)という言葉は、不動産テックと同義です。欧米では、PropTechという言葉で【不動産×テクノロジー】の領域が語られていて、このキーワードの発信者として、桜井氏は日本国内の第一人者です。

滝沢潔/株式会社ライナフ・代表取締役

三井住友信託銀行がキャリアのスタート。同行で、資産運用の相談役や不動産投資のセミナー講師などを務めます。その後、独立し、株式会社ライナフを設立。不動産会社向けのシステムを開発しています。主軸のプロダクトである『NinjaLock』というスマートロック(写真上)も、そのシステムの1つです。このスマートロックの特徴は、不動産テックサービスに特化している点にあります。2016年7月の発売以降も、改良を重ねているプロダクトです。2019年4月には、70年以上の歴史を持つ鍵メーカーである美和ロック株式会社と提携しました。この日は、両社による提携記念の講演もあり、テレビ局の取材を受けていました。不動産テック協会の理事の一人。滝沢氏が率いるライナフについては、SUMAVEがイベント取材をしたコチラの記事も参考にしてください。

木下琢生/美和ロック株式会社・商品企画部長

1945年に創立。鍵の総合メーカーとして知られる美和ロックの最大の特徴は、品質の確かさにあります。100以上のチェック項目を備えるなど、商品の評価体制は盤石。ライナフとの提携によって開発された『NinjaLockM』の量産体制を築くうえで、大きな役割をはたしました。

一村明博/株式会社ZUU・取締役 FinTech推進支援担当

フィンテック領域のベンチャー企業である『ZUU』の取締役。FinTech推進支援担当としての顔も持っています。大和証券でトップセールスに輝いた経験や、フィンテックによって激変した金融業界の変化を目の当たりにしてきた経験などから、不動産テック領域で以前より注目度を高めている人物の一人です。不動産テック協会の理事も務めており、この日はパネルディスカッションに参加していました(写真上)。一村氏については、SUMAVEが取材をしたコチラのインタビュー記事も参考にしてください。

巻口成憲/LEEWAY株式会社・代表取締役社長

不動産テックサービス『Gate.』を提供する、LEEWAY(リーウェイズ)株式会社の代表取締役社長。不動産ビッグデータを用いた不動産業務パッケージとして、金融機関や不動産会社からの定評があります。2019年4月には、物件周辺の市場をAIが分析するという『Gate. Market Survey(マーケット・サーベイ)』のリリースを発表。不動産テック協会の理事も務めています。巻口氏については、SUMAVEがイベント取材をしたコチラの記事も参考にしてください。

関戸翔太/ダイヤモンドメディア株式会社

不動産オーナー向け不動産管理クラウドサービス『OwnerBox』や、不動産会社向け賃料査定支援システム『スマート賃料査定』など、不動産管理会社や仲介会社向けの不動産テックサービスを提供しているのが、ダイヤモンドメディア株式会社です。同社は、ホラクラシーやティール組織などのキーワードで、メディア露出の機会を増やしています。2017年1月には、第3回ホワイト企業大賞の“大賞”を受賞。関戸氏は、同社が先頭に立って運営する、リーシングマネジメント研究会(LM研究会)などでも活躍。不動産流通の分野で現場に寄り添った取り組みを続ける企業です。

赤木正幸/リーマルエステート株式会社・代表取締役社長CEO

不動産テック協会の共同代表理事。自社では、不動産売買の業務支援システムである『キマール』を提供しています。物件紹介の負担とを減らし、顧客フォローの支援をしてくれたり、物件と顧客の情報を一元管理できたりする不動産テックサービスです。イベント当日は、パネルディスカッションにも参加していました。赤木氏については、SUMAVEが取材をしたコチラのインタビュー記事も参考にしてください。

窪田光洋/iYell株式会社・代表取締役社長兼CEO

“日本一住宅ローンに詳しい男”という異名を持つ、窪田氏。窪田氏が代表を務めるiYell(イエール)は、住宅ローンにまつわる問題をテクノロジーによって解決しようとしています。2019年4月には、株式会社センチュリー21・ジャパンと、2019年5月28日には、エスクロー・エージェント・ジャパン(EAJ)と業務提携を発表。EAJは、テクノロジーを使って士業関係者の不動産取引の利便性や生産性を高めようとしています。イエールが持つ最大の特長は、創業から3年をへた2019年5月現在も、離職者が0名である点です。窪田氏が率いるイエールについては、SUMAVEが取材したコチラのイベントレポート記事も参考にしてください。

梶谷勉/パレットクラウド株式会社・代表取締役CEO

クラウド型の入居者管理システムである『パレット管理』を提供しているのが、パレットクラウド株式会社です。導入戸数は2018年9月に200万戸を突破。いまも、管理会社の業務効率化と居住者の生活をテクノロジーでサポートしています。パートナー企業には、大崎電気工業株式会社、タイムズ24株式会社、株式会社リロクラブ、株式会社U-NEXT、ココネット株式会社(セイノーホールディングス株式会社子会社)など。「幸せな日常を創造する」という理念を掲げ、“住生活プラットフォームの提供”というミッションに取り組んでいます。

名村晋治/株式会社サービシンク・代表取締役

不動産会社向けのチャットサービスなどを提供する、株式会社サービシンクの創業は1996年。不動産会社がユーザーとチャットできる『アトリク』をはじめ、企業とエンドユーザーのウェブ上のコミュニケーション支援をしています。不動産テック協会では幹事を務め、当日のパネルディスカッションでも司会役を担っていました。

多田英起/ナーブ株式会社・代表取締役

不動産業界でVRコンテンツのプラットフォームを提供している、ナーブ株式会社。2015年の創業以来、順調に資金調達を繰り返す同社は、プロダクトの改良に余念がありません。昨年(2018年)には、新たに約3億円を投入し、“1つの物件でVR内見の動画を撮影する時間”が3分で済んでしまう機能を開発。管理会社の作業効率を大幅に改善しました。この日は、ブースをテレビ局が取材する一幕も。多田氏については、SUMAVEが取材をしたコチラのインタビュー記事も参考にしてください。

業天亮人/株式会社Strobo・代表取締役

IoT製品開発・スマートフォンアプリの企画や開発をしている株式会社Stroboは、管理会社のためのサービスに力を入れています。代表的なサービスは、『leafee for 賃貸』です。これは、スマートホームセキュリティサービスであり、入居者向けアプリです。管理会社と入居者をつなぐコミュニケーション機能も備えていて、賃貸の独り暮らしであっても、手軽に導入することができます。家の安心や安全を軸に、スマートホーム製品の普及を目指す同社は、不動産領域の企業とのアライアンスにも力を入れています。

まとめ

2018年11月に設立された一般社団法人不動産テック協会は、2019年に入り、本格的な活動に乗り出しています。協会での取り組みを報告する場として、直近では、2019年6月11日(火)にもセミナーが開催予定です。テーマはデータ利活用。協会内に設けられた、情報化部会によるパネルディスカッションなどが予定されています。以下、概要です。

■日時/2019年6月11日(火) 19:00〜21:00(受付開始18:30)
■住所/〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-6-12 ベルデ青山5階
■会場/リーウェイズ株式会社会議室
■会員参加費/1,000円(1名/懇親会込み)
■非会員参加費/1万円(1名/懇親会込み)
■定員/30名
■主催/一般社団法人不動産テック協会

セミナーの内容や詳細については、不動産テック協会のイベント情報サイトをご確認ください。
セミナー詳細はコチラ → https://retech.doorkeeper.jp/events/91933

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