あふれるスマートホーム向けデバイス、不動産会社が統合の動き

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あふれるスマートホーム向けデバイス、不動産会社が統合の動き

スマートホームの統合サービスを三菱地所が開発・自社物件に導入

三菱地所はスマホアプリやスマートスピーカーを使って、自宅の家電や住設機器をまとめて操作・管理できる総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト) 」を開発しました。

スマートホームとは、IoTやAIの技術を活用し、スマートフォンやスマートスピーカーなどから家にあるテレビや照明器具、給湯器や換気システムなどの設備を統合管理・利用できる仕組みです。利便性だけでなく、遠隔でもインターフォンの来客をスマートフォンで確認できたり、センサーなどの活用で子供の帰宅を確認できたり、防犯・見守り面での活用も評価されています。

IoT先進国のアメリカや中国などでは普及が進むスマートホームですが、日本国内ではメーカーごとに機能やアプリが細分化されていて、統合的なサービスがないことや、設置や設定などがユーザー任せになっていることなどが理由で伸び悩んでいます。

そこで、HOMETACTはその課題を解決するため、特定のブランドやメーカーに依存しない幅広いIoT機器・住設機器の自由な連携を実現しています。また、サービス利用開始時の初期設定作業をなくし、ログインだけで利用できるようにしました。また、ユーザーがWi-Fiスピーカーやロボット掃除機、照明などを自由に取り込み、連携可能です。


Google、Google Nest Hub は、Google LLC の商標です。

【出典】三菱地所【URL】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000016002.html

アプリのインターフェースはシンプルです。機器を操作できるだけでなく、自分で「おはよう」「行ってきます」などの「シーン」を設定すると、「おはよう」と言った時にどのように機器連携をするか設定できます。また、時間や位置情報などをトリガーに、複数の機器をまとめて動かす「マイルール」機能もあります。

<シーン>

【出典】三菱地所【URL】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000016002.html

<マイルール>

【出典】三菱地所【URL】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000016002.html

さらに、将来的には設置や設定サービスなどのアフターケアサービスも用意し、どの世代のユーザーでも簡単にスマートホームを導入、利用できることを目指しています。

物件側には、オーナー向けの管理機能もあり、物件や顧客、設置機器に関する情報の統合管理などが提供されます。 これにより集合住宅の入退去管理からユーザーサポートなども可能になります。同社は第一弾として麻布十番駅近くの「ザ・パークハビオ 麻布十番」にHOMETACTを導入しました。

海外の住宅関連スタートアップ企業もスマートホーム

シリコンバレーのスタートアップ企業、HOMMA,Inc. も、建築デザインからスマートホーム技術まで手がけた新築戸建て住宅をカリフォルニア州べニシア市で販売しました。同社もまた、複雑・多様化するスマートホーム機器を統合管理できるようにオリジナルのアプリケーションを開発し、統合管理できるようにしています。

三菱地所の「スマートホームに関する調査」によるとスマートホームの導入によって、「利便性の向上」や「生活の効率化」など、暮らしの変化を多くの人が感じています。また、分譲・賃貸を問わず、「物件選択の加点となる」との評価も、普及途上の中で6 割を超えている状況です。

【出典】三菱地所【URL】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000016002.html

三菱地所やHOMMA,Inc.のように家づくりとソフトウェアの両方を作る企業であれば、建物の設計段階からセンサーなどの取り付け位置などの最適化が可能です。これまで乱立してきた機器を統合管理するソフトウェアを不動産会社が提供することで、スマートホームの普及が進みそうです。

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