予告編/株式会社クラス・久保裕丈氏インタビュー近日公開

- インテリアや家具のコーディネイトに困る、民泊ホストがいる
- そうしたホストにオススメの不動産テックサービスが、家具のシェアリング
- 家具シェアのキーワードで話題の人物をSUMAVE(スマーブ)がインタビュー取材した
はじめに
前回の【対談】AirbnbとAmazonによるブレスト企画!での、「Airbnbホスト用に家具や家電をセット販売してはどうか」という長田氏のアイデアは、強く印象に残りました。インテリアや家具のコーディネイトに困っているホスト(空き物件の運用をしている不動産業界関係者)の存在に、初めて気づいたためです。Airbnbの長田氏は次のように語りました。
(ゲスト用の部屋を作るとき、家具の)1つひとつにこだわるよりも、部屋全体の統一性やトータルの値段(コスト)を重要視する。そうしたホストは少なくないと、考えています。
コストを重視するなら安いほうがいいし、インスタ映えを考えると1つひとつの家具がオシャレであることも譲れません。こだわって個別に買い集めると、統一感を作り出すためのインテリアコーディネートが面倒です。こうした視点で空き物件の民泊運用を考えるなら、オススメのアイデアがあります。家具のレンタルです。理由を以下に列挙します。
- 月々500円から利用できる
- 不要になったら引き取ってもらえる
- いつでも気軽に家具を交換できる
- 配送や設置は2名の専門スタッフが対応してくれる
- 破損保険があって安心
『一人暮らし用ベッドルームセット』『二人暮らし用リビングセット』などのパッケージがあるので、それを組み合わせれば、手軽に部屋全体の統一感を演出することもできます。
家具レンタル(シェアリング)の領域には、スウェーデン発祥の家具量販店・IKEA(イケア)が参入を表明。2年以内にサービスをはじめるとして、話題をさらいました(2018年5月30日付の日経新聞より)。
国内では、通販での知名度が高いディノスや、大和ハウスグループが家具や家電のレンタルをはじめています。そんななか、密かに注目を浴びているのが、株式会社クラスというベンチャー企業です。クラス(CLAS)は、家具のシェアリングサービスを展開しています。代表取締役社長は、久保裕丈氏。
久保氏を紹介するうえで、“バチェラー”というキーワードは欠かせません。
バチェラー(Bachelor)とは、未婚・独身男性を指す英単語です。米国では、2002年より『The Bachelor』という恋愛リアリティ番組がはじまりました。出演者は、リッチで魅力的な1人の男性”バチェラー”と、20人以上の一般女性です。番組内でのデートやパーティを通じ、出演者は真実の愛を探します。
2017年には『The Bachelor』の日本版が制作されました。『バチェラー・ジャパン』です。久保氏は、日本版でバチェラー役を務め、一躍、話題の人物となりました。すでに、久保氏が出演した放送回は終了していますが、現在もSNSを中心にファンを増やし続けている状況です。
近日公開予定
株式会社クラスは、C向けのサービスとして家具のレンタルサービスをローンチしましたが、2018年8月に、B向けの事業もスタート。11月8日には、株式会社スペースマーケットとの連携も発表しました。
一般に、レンタルスペースや遊休不動産の活用でゲストルームを作ると、家具やインテリアには以下のような負担がつきまとうものです。
- 初期費用
- 管理費用
- 廃棄費用
CLASなら、上記の3大コストが基本0円になります。SUMAVEは、CLASのサービスを知るべく久保氏を取材。その模様は、クラス久保裕丈氏【インタビュー】初代バチェラー・ジャパンの不動産テックサービスとはにて。
■インタビュー時のスチール撮影/芹澤裕介