一人暮らしでも賃貸でも、気軽にホームセキュリティ

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一人暮らしでも賃貸でも、気軽にホームセキュリティ

「一階の物件!? なんでそんな物件選んだの!?」

実家を出て生まれて初めての一人暮らし。
ポータルサイトであれこれ部屋を探すこと数ヶ月。ようやく理想の間取りと立地の物件に出会ってウキウキの社会人二年目の筆者が、何気なく部屋を決めたことを先輩に報告した時、雷は落ちました。

私の選んだ部屋は、一階、オートロックなし、鍵穴ひとつ、TVモニターのないインターホン、当然、防犯カメラや、管理人などいるはずもありません。

「防犯」という概念が一ミリもない部屋選びに、「すぐにそんな部屋、キャンセルしなさい!」と先輩は私に厳しく言い渡したのでした。

陽当たりがよく、賃料も抑えられたお部屋だったのですが、泣く泣く申込を取り消すことに…。
苦い思い出です。

防犯性重視のお部屋選びの難しさ

そこまでまったくセキュリティを考えない部屋探しは論外として、それでも「家賃」「間取・広さ」「路線」「駅徒歩」「防音性」などに比べ、「セキュリティの高い物件か」という点は、部屋探しをする中でも優先順位が低くなる人が多いのではないかと思います。

「女性の一人暮らしはなにかと物騒だから…」と防犯面を気にしても、ポータルサイトでの条件設定は「オートロック」「2階以上」「TVモニター付インターホン」「管理人常駐」位しかありません。

壁面は、ベランダによじのぼりにくい仕組みになっているか。
扉はダブルロックで、ディンプルキーか。
共有スペースに監視カメラがついているか。

福岡県や千葉県など一部の自治体では、防犯性を高めた物件を「セキュリティホーム」や「防犯性能住宅」として認定するところもあるようですが、「防犯」を条件に物件を選ぶのはかなり難しい状況です。

そうなると私たちに出来るのは、自分の家のセキュリティ性を高めること。
お部屋を選んだ後も取り組める「ホームセキュリティ」について、あらためて考えてみたいと思います。

ホームセキュリティ古今東西

もともとホームセキュリティといえば、警備会社やライフラインを提供する会社が運営する、有事の際の駆けつけてくれるサービスが主でした。

確かに防犯性はぐっと上がりますが、その分料金や設備の敷居は高く、なかなか導入が大変なもの。

一昔前は、ひとたび導入すると、A4サイズ程もあるセキュリティコントローラーが壁にがっちり取り付けられ、配線やセンサーが家中に張り巡らされ、留守番モードにした後は家の中のトイレを開けるだけでも警戒音が鳴り響き、止めないと警備員の方が飛んできてしまう、というようなシステムでした。

技術の進歩やネットの普及に伴い、以前に比べると導入コストも下がり、賃貸住宅でも導入できるプランもできてきましたが、それでもまだまだ一人暮らしや、賃貸住まいで、ホームセキュリティを契約しよう! と思われる方は少ないようです。

以前からある、手軽に購入できるセキュリティグッズといえば、鍵交換不要のダブルロック用のキーや、窓用の補助錠、サムターン回し対策用のカバー、少し時代が下がって室内の様子がわかるインターネットカメラ等が挙げられるでしょうか。
手軽な一方、セキュリティ面でそれほど強固なものとは言えませんでした。

新しいホームセキュリティのカタチ

ところが近年、IoT化の波に乗り、手軽に導入できて、しかも高性能なホームセキュリティサービスが生み出されています。

これらのサービスは、取り付ける為に壁に穴を開けたり等が必要ない為、賃貸・持ち家を問わずに、導入できるのも嬉しいところ。

今回は、大切な我が家を、安心して暮らせる家にしてくれる、取り入れやすいサービスをご紹介します。


mouse スマートホーム
ルームハブを中心に、様々なツールを繋げてお手軽にスマートホームを実現します。

スマートホームの代名詞ともいえる自宅の家電などとの接続しての操作や、電気使用量の見える化はもちろん、ドアセンサー、モーションセンサー、PM2.5センサーなども対応しており、ホームセキュリティとしての機能も兼ね備えています。

2万円台で購入できるスターターキットに、人の動きを感知するモーションセンサーや、ドアや窓の閉め忘れを感知出来るドアセンサーがセットになっています。
センサーで感知した動きは記録され、スマホに通知が届きます。

これらのセンサーによる通知は、防犯だけではなく、離れた高齢のご家族の見守りなどにも活躍しますね。


Secual
窓やドアからの侵入を検知し、スマホに通知が届くサービスです。

配線不要で設置できる気軽さながら、不法侵入があった際には、大音量で警戒音を発して、侵入犯を威嚇します。
通知先として、自分以外のご近所などのグループを設定することも出来、自分自身が帰れないときは周りの人に状況確認を依頼することも出来ます。

初期費用1万円、月額は980円から導入でき、もし有事が起こってしまった際には見舞金サービスも準備されています。


Cubeキット
世界最小クラスのホームセキュリティシステム。

広角度のWEBカメラや、緊急ボタンにもなるモーションセンサーとの連動で叶えるホームセキュリティ機能の他、スマホ等のデバイスのバックアップシステムを兼ね備えているところが特徴的です。

モーションセンサーは部屋の温湿度管理や、消耗品の発注機能など幅広い利用に対応しています。

 

eSecurity
スマホや音声での家電操作や動作確認がメインサービスのeRemote/eRemoteProを展開するLink社から、人感センサーやドアの開閉センサー、セキュリティ専用のリモコンによるホームセキュリティサービス「eSecurity」が近日発売となるようです。
これまでの製品とのリンクも可能で、機能拡張性は高いものになりそうです。

FireStickTVなどもそうですが、日常生活の中では専用リモコンでの操作は利便性の高いもの。
スマホでの遠隔操作だけでなく、リモコンでも操作できるというのは特徴的で、販売開始が楽しみです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回調べてみて、いままでは高嶺の花だったホームセキュリティサービスが、技術の進歩とともに日常的に手の届くものとなってきたように感じました。

いまはセンサーで感知した異常をスマホにお知らせしたり、遠隔で家の状況を確認できる機能がサービスの中心ですが、AI機能やロボティクス技術と組み合わせて侵入者を撃退したり、火を消し止めたり、家財を守ってくれるなど、物理的なセキュリティ機能のあるホームセキュリティサービスの実現も、そう遠くないかもしれません。

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