お部屋の中がGoogleストリートビューのように!VRコンテンツ配信ソリューション「InsideMaps」

- Googleストリートビュー感覚で内見ができるInsideMaps(インサイドマップス)が2017年5月に販売開始
- スマートフォンで操作可能な日本初となる居住空間の撮影・VRコンテンツ配信ソリューション
- VRコンテンツの閲覧データを分析することで顧客の需要を把握する
日本国内で初となる、居住空間の撮影およびVRコンテンツ配信ソリューション「InsideMaps(インサイドマップス)」が2017年5月に販売開始されました。
InsideMapsを使えば、スマートフォンからの手軽な操作で、床やキッチンの質感を忠実にVRで再現できます。これまでVR用の居住空間の撮影には多大な時間とコストがかかっていました。しかし、InsideMapsはスマートフォンで撮影ができるため、誰でも簡単に利用する事ができます。
また、撮影した写真をもとに各種不動産コンテンツが自動生成されるのも、嬉しいポイントです。利用料金はパッケージプランや条件によって異なりますが、基本的には6,800円(税抜)/物件~となっています。
InsideMapsを使った新感覚内見
こちらが、実際にInsideMapsを使用した画面のスクリーンショットです。
画面上にある◎をタップすると、◎の位置に立った視点から周囲を見る事ができます。もちろん左右・上下など好きな方向に360度画面をむける事も可能なので、使い心地はGoogleストリートビューと似た感覚です。
左上の間取り図から好きな位置にジャンプする事ができ、ドアマークが出てきたら、タップして次の部屋の様子を見る事ができるなど、内見のための機能が充実しています。
上の画像は対面式キッチンから、リビングの方向を見た様子です。
視点を変える事で実際に家事をする時のイメージもグッと思い浮かべやすくなります。画面を動かすと、コンロや換気扇の形式までばっちり確認できました。
他にも、洗面台の様子が見られるこの画面では、コンセントや電気のスイッチの場所、水道の蛇口の形式まで、しっかりと確認できます。手軽なだけでなく、内見では見落としがちな細かい点が把握しやすくなるのも、InsideMapsの魅力です。こういった細かい点は、入居が決定した後、電化製品や家具の配置を考える時にも役立ちます。
さらに、家族全員でVRを見ながら検討できるのも嬉しいポイントです。全員の時間を合わせて内見を行うのはなかなか難しい事ですが、InsideMapsを使ったVRでの内見を利用すればそれぞれが好きな時間に内見を行う事ができます。
「忙しい中、何件も物件を内見したのに思っていた感じと違った」というような、家族内でのズレもなくなりそうです。
InsideMapsを使う企業のメリット
企業のメリットとしては、内見の交通費や人件費の削減、不動産業者間での鍵の受け渡しが不要になる事などが挙げられます。
また、ユーザーがInsideMapsでどこを頻繁に見ているか、最初に見るのはどこなのか、などの様々なデータを蓄積する事も可能です。これら顧客データを分析する事で、お客様が本当に知りたい情報や、気にしている部分の把握につながります。
InsideMapsで全ての賃貸物件が手軽に内見できるようになる日も、そう遠くないかもしれません。