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目次
- リースバックとは?
- リースバックの選び方
- リースバックおすすめ会社比較
- リースバックおすすめ会社比較ランキング
- セゾンファンデックス/リースバック
- 一建設/リースバックプラス
- SBIスマイル/ずっと住まいる
- あなぶきのリースバック
- ミライエ/リースバック
- インテリックス/あんばい
- 伊藤忠の住宅リースバック
- 明和地所のリースバック
- スター・マイカのマンションリースバック
- センチュリー21/リースバック「売っても住めるんだワン!!」
- 長谷工のリースバック
- リースバックよくある質問
- Q1. リースバックとは何ですか?どんな仕組みですか?
- Q2. リバースモーゲージや一般的な不動産売却と何が違いますか?
- Q3. 売却価格は相場より安くなりますか?
- Q4. 売却後の家賃はいくらぐらいになりますか?
- Q5. 固定資産税や修繕費の負担はどうなりますか?
- Q6. 住宅ローンが残っていてもリースバックは利用できますか?
- Q7. どれくらいの期間住み続けることができますか?
- Q8. 将来自宅を買い戻すことはできますか?
- Q9. 高齢でも利用できますか?年齢制限はありますか?
- Q10. どんな不動産でもリースバックの対象になりますか?
- Q11. 手続きはどのくらい時間がかかりますか?
- Q12. 相続対策としても使えますか?
- Q13. どんな人にリースバックは向いていますか?
- Q14. リースバックのデメリットや注意点は?
- Q15. リースバックを検討する際のチェックポイントは?
リースバックとは?
リースバックとは
リースバックとは、自宅や事業用の不動産をいったん専門会社や投資家に売却し、その後は「賃貸借契約(家賃を払う借主)」に立場を切り替えて、同じ物件に住み続けたり、使い続けたりできる仕組みのことです。
一言でいえば、「不動産を現金化しつつ、引っ越しせずにそのまま利用を続けられる資金調達・資産活用の方法」です。
通常の売却との大きな違いは、「売った後もそこに住める・使えるかどうか」です。
一般的な不動産売却では、所有権を手放したタイミングで退去が必要になるケースがほとんどですが、リースバックでは所有権を譲渡しつつ、同時に賃貸借契約を結ぶことで、生活や事業をあまり変えずにまとまった資金を確保できる点が特徴です。
以下では、リースバックの基本的な仕組み・不動産担保ローンなど他の手段との違い・向いているケースなどを整理して解説します。
不動産を売却して資金化し、家賃を払って住み続ける仕組み
リースバックでは、まず所有している不動産を専門会社などに売却します。
売却代金としてある程度まとまった資金を受け取り、その後は購入した会社と賃貸借契約を結ぶことで、売却前と同じように住み続けたり、オフィスとして利用したりできます。
リースバックの基本的な流れは、概ね次の通りです。
- 事前相談・査定依頼
- 不動産の査定・リースバック条件(買取価格・想定家賃・契約期間など)の提示
- 売買契約の締結
- 売却代金の受け取り
- 同時に賃貸借契約を締結し、家賃の支払いを開始
- 以後は「入居者(借主)」の立場で住み続ける・使い続ける
ポイントは、「売却代金」と「その後の家賃水準」がセットで決まるという点です。
買取価格を高く設定すると、その後の家賃も相対的に高くなりやすく、逆に家賃を抑えようとすると買取価格が抑えられることもあります。リースバックを検討する際は、「いくらで売れるか」だけでなく、「家賃を無理なく払えるか」まで含めて判断することが重要です。
ローンではなく「売却+賃貸」なので、借金を増やさずに資金調達できる
リースバックは、形式としてはローンではなく「不動産の売買」です。そのため、不動産担保ローンやビジネスローンのように、新たな借入残高が増えるわけではありません。
- 不動産担保ローン: 不動産を担保にして「お金を借りる」仕組み。返済義務が生じ、貸借対照表上は負債が増加します。
- リースバック: 不動産を売却して「資産を現金化」する仕組み。負債としての借金は増えず、代わりに所有していた不動産が無くなり、家賃負担が発生します。
このため、以下のようなニーズに合致しやすい手段です。
- 既に借入が多く、これ以上ローン残高を増やしたくない
- 決算書上の有利子負債を抑えながら資金を確保したい
- 個人の信用情報に新たなローンを増やしたくない
- 金利負担ではなく「家賃」として毎月の支出を管理したい
帳簿上は不動産を手放し、賃料を経費として扱う形になるため、法人の場合は税務上の効果も踏まえた検討が必要です。
一般的なリースバック対象となる不動産
リースバックで対象になりやすいのは、住宅から事業用物件まで幅広く、基本的には売買市場で一定の価値を見込める不動産です。
- 居住用
- 戸建て持ち家
- 分譲マンション
- 2世帯住宅 など
- 事業用・収益物件
- オフィス・店舗
- 倉庫・工場
- 賃貸アパート・マンション
- 駐車場 など
ただし、区域規制の厳しい土地や、市場価値が極端に低い物件、老朽化が著しい建物などは買取価格が大きく下がる、もしくは対象外となる場合があります。
また、既に住宅ローンや他の担保権が設定されている場合は、残債の状況や担保順位によって利用可否が変わるため、個別の確認が不可欠です。
一般的な不動産売却との違い
リースバックは、通常の売却と比較すると次のような違いがあります。
- 共通点
- 不動産を売却し、所有権は買主へ移転する
- 売却代金を受け取ることで資金を確保できる
- 違い
- 通常売却: 売却後は原則として退去・引っ越しが前提となる
- リースバック: 売却と同時に賃貸契約を結ぶことで、そのまま住み続け・使い続けられる
この「住み続けられるかどうか」が最大の違いです。
持ち家を売却して老後資金や事業資金に回したいが、「引っ越しは避けたい」という方にとって、リースバックは現実的な選択肢になります。
不動産担保ローン・リバースモーゲージとの違い
資金調達や老後資金の確保という意味では、リースバックと似た目的を持つ手段として、不動産担保ローンやリバースモーゲージがあります。混同されやすいので、違いを整理しておきます。
- 不動産担保ローン
- 不動産を担保にして「お金を借りる」
- 名義(所有権)は自分のまま
- 毎月「元金+利息」を返済する
- 返済が滞ると、担保不動産が競売にかかる可能性がある
- リバースモーゲージ
- 主に高齢者が、自宅を担保に老後資金を借りる仕組み
- 生存中は利息のみ返済、死亡時や転居時に一括返済・売却整理するタイプが一般的
- 原則として自宅に住み続けることができる
- リースバック
- 不動産を売却して「所有権を相手に渡す」
- 自分は借主として家賃を支払う
- 借金ではなく賃貸契約なので、ローン残高は増えない
- 契約内容によっては、将来の「買い戻し(再購入)」オプションが付く場合もある
どの手段にもメリット・デメリットがあり、年齢・家族構成・今後の住まい方・事業の見通しなどによってベストな選択肢が変わります。ランキング記事を作る際は、こうした他制度との違いも分かりやすく示すことで、読者が「そもそもリースバックで良いのか?」から判断できるようにすることが重要です。
リースバックが選ばれる主な理由
リースバックが近年注目されている背景には、次のようなニーズの高まりがあります。
- まとまった資金が必要だが、引っ越しは避けたい
- 住宅ローン返済が負担になっているが、住環境は変えたくない
- 法人で保有している不動産を活用して資金調達したい
- 相続・事業承継・世代交代のタイミングで資産の整理をしたい
- 店舗や事務所の立地を変えずに、設備投資や運転資金を捻出したい
「売るか、持ち続けるか」という二者択一ではなく、「売却しても使い続ける」という第三の選択肢を提供してくれる点が、リースバックの大きな特徴です。
リースバックの一般的なメリット
リースバックを利用することで期待できるメリットとして、代表的なものを整理すると次の通りです。
- 引っ越し不要で資金調達できる
- 売却代金を一括で受け取れるため、資金使途の自由度が高い
- 借入残高を増やさずにキャッシュを確保できる
- 固定資産税や修繕費など、所有者としての負担から解放される場合がある
- 法人の場合、バランスシート上の資産圧縮・オフバランス化を図れるケースもある
特に、事業者にとっては「バランスシートの軽量化」と「資金繰りの改善」を同時に進められる手段として活用されるケースが増えています。
リースバックの一般的な注意点・リスク
一方で、リースバックには注意すべき点もあります。ランキング記事の「リースバックとは?」の段階で、メリットだけを強調しすぎるとミスマッチを生みやすいため、代表的なリスクもあらかじめ触れておくのが望ましいです。
- 売却価格は通常の市場売却よりも低めに設定されることが多い
- 将来にわたり家賃を支払い続ける必要があり、長期的な総コストは高くなる場合がある
- 賃貸借契約の更新条件や期間によっては、長期的に住み続けられる保証がないケースもある
- 将来の買い戻しを希望する場合でも、契約条件や資金調達状況によって実現できないことがある
このように、リースバックは「今すぐ資金が欲しい」「でも今の暮らし・事業拠点は大きく変えたくない」というニーズには非常にマッチしますが、長期的な住まい方や資金計画を含めて検討しなければ、かえって負担が大きくなる可能性もあります。
ランキング記事で「リースバックとは?」を書く際のポイント
リースバックのランキング記事における「リースバックとは?」のセクションでは、特定のサービス名に触れる前の「共通理解づくり」が重要になります。読者がこの段階で押さえておくべきポイントは、次のようなものです。
- 仕組み: 不動産を売却して現金化し、その後は家賃を払って同じ物件に住み続ける・使い続ける方法であること
- ローンとの違い: 新たな借金ではなく「売却+賃貸」であること、借入残高が増えない代わりに所有権を手放すこと
- 対象となる不動産: 自宅・事業用物件・収益物件など幅広いが、物件の状態やエリアによって条件が変わること
- メリット: 引っ越し不要でまとまった資金を調達できる、バランスシートの改善効果が期待できる、など
- 注意点: 売却価格が抑えられる傾向があること、家賃負担が長期的に続くこと、契約条件によって将来の選択肢が変わること

これらの要素を押さえたうえで、続くランキング部分では「どのような会社・サービスが、どのようなニーズに合うのか」を比較していく構成にすると、読者が自分に合ったリースバックを選びやすくなります。
リースバックの選び方
リースバックを選ぶ前に整理しておきたいこと
リースバックは、自宅や事業用不動産をいったん売却して資金を得ながら、そのまま賃貸として住み続けられる仕組みです。
住宅ローンの返済や事業資金、老後資金、相続対策など、幅広い目的で活用できますが、仕組みを十分に理解せずに契約すると「思っていたより家賃負担が重い」「想定より早く退去を求められた」などのトラブルにつながるおそれがあります。
まずは、次の3点を明確にしておくことが重要です。
- なぜリースバックを使うのか(借金整理・事業資金・老後資金・相続対策など)
- いくら現金が必要なのか(最低限必要な金額とあったほうが良い金額)
- 毎月の家賃として無理なく払える上限はいくらか
この3つがはっきりしていると、各社の条件を比較したときに「自分に合っているかどうか」をブレずに判断できます。
リースバックは「高く売れればよい」「家賃が安ければよい」といった単純な比較ではなく、「売却価格」「家賃」「契約期間」「再購入の可否」「将来の住まい方」をセットで考えることが大切です。
売却価格だけで選ばない。「売却額」と「家賃負担」のバランスを見る
リースバックを選ぶ際、多くの人がまず注目するのが「いくらで売れるか」です。
もちろん売却価格は重要ですが、それだけで選ぶと失敗しやすくなります。
リースバックでは、一般的な売却よりも価格が抑えられるケースが多く、同時に「家賃」という継続的な負担も発生します。
そのため、次のような観点でバランスを見る必要があります。
- 一般的な相場(近隣の成約事例や査定額)と比べて売却価格が極端に低くないか
- 売却額が高い分、家賃が不自然に高く設定されていないか
- 手取り額(売却価格から諸費用・既存ローン返済を引いた金額)が、目的を達成するのに十分か
家賃については、現在の収入や将来の年金額を踏まえて「手取り収入の何割までなら無理なく支払えるか」を目安に検討します。
一般的には、手取り収入の25〜30%以内に収まる水準が一つの目安です。
短期的には「今すぐまとまった資金が得られる」メリットがありますが、長期的に家賃負担が重くなりすぎると、結局また住まいに関する問題が発生します。
売却額だけでなく「数年後の家計イメージ」まで含めて試算しておくと安心です。
契約期間・再契約・再購入の条件を必ず確認する
リースバックは「いつまで今の家に住み続けられるか」が非常に重要なポイントです。
ここを曖昧なまま契約してしまうと、数年後に想定外の退去を求められる可能性があります。
確認しておきたい主なポイントは次の通りです。
- 賃貸借契約の種類(普通借家契約か、定期借家契約か)
- 契約期間(2年、5年など)と、再契約の可否・条件
- 更新時の条件変更(家賃の増額・減額がどう決まるか)
- 契約終了時に退去を求められるケース(家賃滞納・建替え・売却など)
- 自分側から中途解約する場合の条件(解約予告期間・違約金の有無)
特に定期借家契約の場合、「原則として契約期間満了で終了」するため、更新が保証されているわけではありません。
高齢の方や、子どもの学区を変えたくない家庭の場合は、「どのくらいの年数なら住み続けられそうか」を前もって具体的にイメージしておくことが大切です。
さらに、「将来、もう一度自宅を買い戻したい」と考えている場合は、次の点も要チェックです。
- 再購入が可能かどうか
- 再購入できる時期・条件(いつまでに、どんな価格で)
- 再購入価格の決め方(固定価格なのか、将来の査定ベースなのか)
再購入が可能と書かれていても、実際には「その時点の査定で価格が決まる」ため、将来の金額が読みにくいケースもあります。
本気で買い戻しを考えているなら、再購入の条件は契約書でしっかり確認し、分からない点は必ず質問しておきましょう。
誰が買主になるのか。スキームと運営会社の専門性を確認する
ひと言でリースバックといっても、スキーム(仕組み)は会社によって異なります。
主なパターンとしては、「自社で不動産を直接買い取るタイプ」「提携先の投資家やファンドが買主となるタイプ」などがあります。
選ぶときは、次のような観点でスキームと会社の性格を確認するとよいでしょう。
- 買主が誰なのか(リースバック会社自身か、別の事業者か)
- 不動産の運用方針(長期保有前提か、将来売却前提か)
- 不動産業・賃貸業としての実績やノウハウがどの程度あるか
- 高齢者の住まいや相続対策へのサポート実績があるか
短期で売却益を狙う色合いが強いスキームだと、将来的に別の持ち主に売却されるリスクも相対的に高くなります。
「なるべく長く今の家に住みたい」というニーズが強い場合は、長期保有を前提とした運営方針かどうかも確認したいポイントです。
また、運営会社の信頼性を判断する材料として、次のような情報も役立ちます。
- 宅地建物取引業の免許や関連資格の有無
- 賃貸管理・買取再販などの実績
- 自社の財務状況やグループ企業の体制
- 相談時の説明がわかりやすいか、質問に丁寧に答えてくれるか
不動産と住まいに関わる長期の契約だからこそ、「条件の数字」だけでなく、「会社として信頼できるか」「担当者との相性はどうか」も含めて総合的に判断することが重要です。
家賃・諸費用・税金。トータルコストで比較する
リースバックでは、「売却したあとにかかるコスト」をトータルで見る必要があります。
目先の家賃だけでなく、次のような項目も含めて整理しておきましょう。
- 毎月の家賃(共益費や管理費を含むかどうか)
- 敷金・礼金・更新料の扱い
- 契約時の事務手数料・仲介手数料・登記費用など
- 火災保険・家財保険の加入条件と保険料
- 固定資産税や都市計画税を誰が負担するか
持ち家のまま住み続ける場合と違い、リースバック後は、一般的に固定資産税の負担はオーナー側(買主)となります。
その代わり、借主としての家賃や保険料など別のコストが必要になります。
また、売却時には「譲渡所得税」などの税金が発生する可能性もあるため、売却益が出そうなケースでは、事前に税理士や専門家に相談しておくと安心です。
複数社の提案を比較するときは、「手元に残る現金の額」と「今後毎月・毎年どれくらいのコストがかかるか」を表に書き出して整理すると、違いが見えやすくなります。
自分の目的別に優先順位を決めて選ぶ
リースバックと一口にいっても、「何を一番重視するか」は人によって異なります。
目的別に、どのポイントを優先すべきか整理しておくと、ランキングの中から自分に合うサービスを選びやすくなります。
例として、次のような考え方があります。
- とにかく早く資金が必要な場合 →「査定〜契約〜入金までのスピード」「仮審査の早さ」を重視
- 老後の住まいを安定させたい場合 →「契約期間の長さ」「更新のしやすさ」「家賃の安定性」を重視
- 将来、子どもが家を買い戻す可能性がある場合 →「再購入の可否・条件」「長期的な運用方針」を重視
- 借金整理や事業再建が目的の場合 →「売却後の手取り額」「既存ローンの完済可否」「債務整理との両立」を重視
すべての条件が完璧なサービスを見つけるのは難しいため、「絶対に譲れない条件」「妥協してもよい条件」をあらかじめ書き出しておくと、比較がスムーズになります。
相談体制・アフターフォローも重要な選び方のポイント
リースバックは契約がゴールではなく、「契約したあと、何年も安心して住み続けられるかどうか」が本当の意味での成功です。
そのため、次のような点も選び方の重要なポイントになります。
- 初回相談の段階で、デメリットやリスクもきちんと説明してくれるか
- 高齢の家族や相続人への説明・同席にも丁寧に対応してくれるか
- 家賃の支払いが一時的に難しくなった場合の相談窓口があるか
- 契約後の問い合わせに対して、担当窓口が明確かどうか
条件だけを見ると似たように見えるサービスでも、「相談のしやすさ」や「契約後の対応」の差は意外と大きいものです。
ランキングを参考にしつつも、実際に複数社へ相談し、対応や説明のわかりやすさを比較することで、自分に合ったリースバックを選びやすくなります。
まとめ:比較のステップを踏んで、自分に合ったリースバックを選ぶ
リースバックを選ぶときは、次のステップで比較していくと失敗しにくくなります。
- 自分の目的・必要資金額・許容できる家賃を数字で整理する
- 複数社から査定を取り、「売却価格」「家賃」「契約期間」のバランスを見る
- 契約期間・更新・再購入・退去条件など、長期的な住まいに関わる条項を確認する
- 手数料や税金を含めたトータルコストで比較する
- 運営会社の実績・スキーム・相談体制をチェックする
- 条件だけでなく、担当者への信頼感も含めて総合判断する
ランキング記事では、こうした選び方の視点を踏まえて各サービスの特徴を整理しておくと、読者が「自分の状況に近いケース」「重視したいポイント」に合わせて選びやすくなります。

リースバックは、自宅や事業の基盤となる不動産に関わる大きな決断なので、焦らず比較と相談のステップを踏みながら、自分にとって納得できる選択肢を見つけていくことが大切です。
リースバックおすすめ会社比較
| 順位 | 商品名 | 会社名 | ポイント | 本社所在地(都道府県) | 上場 | 対応エリア | 実績 | 査定スピード | 資金化までの日数 | 再購入できない期間 | 通常の賃貸借契約 | 契約期間 | 住み続ける期間 | 資金使途 | 査定・審査手数料 | 事務手数料 | 査定額 | 設定賃料(リース料) | 年齢 | 保証人 | 利用条件 | 審査可能物件 | 審査不可物件 | 売却後の選択肢 | その他サービス・独自特典 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | セゾンファンデックス/リースバック | 株式会社セゾンファンデックス | セゾングループの信頼性。事務手数料等の初期費用が比較的安価 | 東京都 | 非上場※セゾングループ | 全国 | - | 最短即日 | 最短2週間 | - | - | 3年 | - | 自由 | 0円 | - | - | - | 20歳以上 | 原則不要 | 安定した収入 不動産名義人全員の同意 売却価格が住宅ローン残債を上回る | 個人:所有物件(戸建て、マンション) 法人・個人事業主の場合:所有物件(オフィスビル、事務所、社員寮、自宅、作業場、工場、店舗など) | - | 継続 退去 再購入 | 選べる付加価値サービス ・セコムのホームセキュリティ ・HOME ALSOK みまもりサポート ・くらしのセゾン ハウスクリーニング ・ホームネットのハローライト | 公式サイト |
| 2位 | 一建設/リースバックプラス | 一建設株式会社 | 「標準」と「優遇」プランあり。最大1年間の賃料無料など特典が充実 | 東京都 | 非上場※東証一部上場飯田グループホールディングスの子会社 | 全国 | 分譲住宅販売戸数日本一の飯田グループホールディングス | 1日~3日 | 最短2週間 | - | ○ | 1年~5年 | 普通賃貸借契約は、延長自由。定期借家契約は、延長不可1年~5年 | 自由 | 0円 | - | - | ※定期借家契約の場合は、1年目家賃無料 | 20歳以上 | 不要 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る | どのような物件も取り扱い可能 | - | ○普通賃貸借契約 継続 退去 買戻し(再購入) ○定期借家契約 退去 買戻し(再購入) | ○定期借家契約 最大1年間家賃無料 売却益の一部キャッシュバック (オプション:はじめの住み替え) 引っ越し費用無料 査定価格アップ ○普通賃貸借契約 住めば住むほど再購入価格が下がる ○共通 3年目以降、新築戸建てに住み替え可能 不要資金預入制度 売却益還元制度 はじめごあいさつコール(65歳以上) ファストドクター 24時間ホームセキュリティ 会員様限定優待サービス 駆けつけサービス 暮らし相談サービス お手伝いサービス | 公式サイト |
| 3位 | SBIスマイル/ずっと住まいる | SBIスマイル株式会社 | SBIグループの資金力。資金使途が自由で引越し費用も不要 | 東京都 | 非上場※SBIグループ | 全国 | - | 仮査定は最短即日/正式査定は、2営業日~3営業日 | 2週間~1カ月前後 | - | ○ | 契約期間をお客様と協議し決定 | - | 自由 | 0円 | 0円 | - | - | - | - | 売却価格が住宅ローン残債を上回る | - | - | 継続 退去 買戻し(再購入) | 引越しお祝い金制度 | 公式サイト |
| 4位 | あなぶきのリースバック | 穴吹興産株式会社 | 西日本に強いあなぶきグループ。マンション管理の知見を活かした対応 | 香川県 | 東証スタンダード上場 | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・香川・高知・徳島・愛媛・広島・岡山・福岡 | 全国供給戸数ランキング8位(2021年6月30日現在) | 最短1日での回答 | 最短1週間 | - | ○普通賃貸借契約(更新可) | 相談により対応可能 | 普通賃貸借契約は、延長自由 | 自由 | 0円 | 0円 | 相場の成約相場価格の70%前後。※立地や築年数によって変動 | - | 20歳以上 | 不要 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る | 専有面積40㎡以上 築年数10年以上 RC造、もしくはSRC造 | 戸建て | 継続 退去 買戻し(再購入) | 70歳以上の方 ・セコムのホームセキュリティ | 公式サイト |
| 5位 | ミライエ/リースバック | 株式会社ミライエ | 任意売却や競売回避の専門企業。他社で断られた案件も柔軟に審査 | 東京都 | 非上場 | 北海道・東北・関東・中部 | - | 最短即日~1週間 | 1カ月以内 | - | ○ | - | - | 自由 | 0円 | - | - | - | - | - | - | どのような物件も取り扱い可能 | - | 継続 退去 買戻し(再購入) | - | 公式サイト |
| 6位 | インテリックス/あんばい | 株式会社インテリックス | リノベーション大手。2年間の定期借家契約が基本(再契約相談可) | 東京都 | 東証一部上場 | 全国 | 累計20,000戸以上のリノベーション住宅 施工・販売実績 | 査定依頼から1週間~10日 | 半月~1カ月前後 | 契約開始より2年間 | - | 2年 | 2年間、延長自由 | 自由 | 0円 | - | - | 周辺の家賃相場、お客様の支払可能額を考慮して設定 | 20歳以上 | 不要 | 安定した収入 不動産名義人全員の同意 売却価格が住宅ローン残債を上回る | 事業用地 マンション・戸建・土地・ビル・店舗等どのような物件も取り扱い可能 | 借地上の建物 住宅ローンの残債がご所有の不動産の査定額より大きい方 弊社でのお取扱が難しい地域の場合 | 継続 退去 買戻し(再購入) | - | 公式サイト |
| 7位 | 伊藤忠の住宅リースバック | 伊藤忠ハウジング株式会社 | 伊藤忠商事グループの総合力。都心部のマンション・戸建てに強み | 東京都 | - | 全国 | - | - | - | - | - | - | - | 自由 | - | - | - | - | - | 不要 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る | どのような物件も取り扱い可能 | - | 継続 退去 買戻し(再購入) | - | 公式サイト |
| 8位 | 明和地所のリースバック | 明和地所株式会社 | マンションデベロッパー系。最短即日の現金化や買戻し特約など柔軟 | 東京都 | 東証一部上場 | 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)と札幌市内 | - | 1日~3日 | 最短2週間 | - | - | 2年 | 2年ごとの延長自由 | 自由 | 0円 | - | - | - | 20歳以上 | 不要 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る | 居住用マンションのみ | 戸建て | 継続 退去 買戻し(再購入) | - | 公式サイト |
| 9位 | スター・マイカのマンションリースバック | スター・マイカ株式会社 | リノベマンション大手。マンションに特化しており高値売却に期待 | 東京都 | 非上場※東証一部上場企業スター・マイカ・ホールディングスの子会社 | 関東エリア(東京、神奈川、埼玉、千葉)、関西エリア(大阪、京都、兵庫)、札幌、仙台、名古屋、福岡等の地方政令都市 | 中古マンション買取累計11,000件以上 | - | 最短1週間 | - | - | 2年 | 契約期間は応相談 | 自由 | 0円 | - | - | - | 20歳以上 | 不要 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る | ファミリータイプ(30㎡~)の分譲マンションのみ | 戸建て | 継続 退去 買戻し(再購入) | 70歳以上の単身者の方 HOME ALSOK みまもりサポート | 公式サイト |
| 10位 | センチュリー21/リースバック「売っても住めるんだワン!!」 | 株式会社センチュリー21・ジャパン | 国内最大級の店舗ネットワーク。地域密着型で全国どこでも相談可能 | 東京都 | ジャスダック上場 | 全国 | - | - | 半月~1カ月前後 | - | - | 2年 | 2年間、延長自由 | 自由 | 0円 | - | 近隣の売買事例等を参考に設定 | 近隣の家賃相場を参考に設定 | 20歳以上 | 不要 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る | どのような物件も取り扱い可能 | 借地上の建物(所有者と調整の上利用できるケースもある) 住宅ローンの残債がご所有の不動産の査定額より大きい方 弊社で経験のない地域 | 継続 退去 買戻し(再購入) | - | 公式サイト |
| 11位 | 長谷工のリースバック | 株式会社長谷工リアルエステート | マンション施工大手の長谷工グループ。直接買取で仲介手数料が不要 | 東京都 | 非上場※東証一部上場企業谷工コーポレーションの子会社 | 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)※取扱いできない地域あり | グループ会社がマンション建設No.1 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 年齢制限なし | 不要 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る | どのような物件も取り扱い可能 | 借地上に建てられた不動産 | 継続 退去 買戻し(再購入) | - | 公式サイト |
リースバックおすすめ会社比較ランキング
セゾンファンデックス/リースバック
株式会社セゾンファンデックス
セゾングループの信頼性。事務手数料等の初期費用が比較的安価

| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場※セゾングループ |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | 最短即日 |
| 資金化までの日数 | 最短2週間 |
セゾンファンデックス/リースバックがおすすめの理由
セゾンファンデックス/リースバックがおすすめの理由は「東証プライム上場グループによる高い信頼性」「手数料負担が少なく長く住み続けやすい契約形態」です。クレディセゾンの100%子会社が提供するサービスであり、長年の不動産担保ローンや信用保証の実績を持つグループが運営しているため、老後資金や事業資金といった大きな資金ニーズにも安心して活用しやすい点が強みです。
セゾンファンデックス/リースバックは、自宅を同社が直接買い取り、その売却代金が一括で支払われる仕組みです。売却と同時に賃貸借契約を結ぶことで、同じ家にそのまま住み続けられるのが特徴で、引っ越しの手間や近所の目を気にせずにまとまった資金を得ることができます。契約は最短2週間程度でまとまるケースもあり、急ぎで資金化したいときにも使いやすいサービス設計になっています。
メリットとしては、まず初期費用や各種手数料の負担が抑えられていることが挙げられます。売買契約や賃貸借契約時の事務手数料、礼金、家財保険料、再契約時の手数料が不要で、原則として必要なのは家賃1か月分の敷金のみとされています。 また、賃貸借契約の多くは普通借家契約を採用しており、3年ごとの更新で更新料は発生しないため、長く住み続けたい人にとってもライフプランが立てやすい点が魅力です。 自宅の所有者がセゾンファンデックスに変わることで、固定資産税の支払いが不要になり、マンションの場合は管理費や修繕積立金もかからなくなるため、毎月の支出を抑えやすいという家計面でのメリットもあります。 さらに、将来的に余裕ができた際には、自宅を買い戻せる可能性がある設計になっている点や、高齢者向けの見守りサービスが付帯するなど、シニア世帯の安心感を高める工夫も盛り込まれています。
一方でデメリットは、自宅の名義が自分からセゾンファンデックスに移るため、「家を所有している」という心理的な安心感は失われることです。これはリースバック全般にいえることですが、不動産を「資産」として手元に残したい人にとっては大きなハードルになり得ます。また、売却後は毎月家賃を支払う必要があり、固定資産税などがなくなるとはいえ、長期的には家賃負担が重く感じられる可能性があります。 売却価格についても、一般的な仲介売却と比べるとディスカウントされる傾向があるため、「できるだけ高く売りたい」というニーズには必ずしも合致しません。長期間住み続けた場合、トータルの家賃支払い額が売却代金を上回ることもあり得る点や、買い戻しを希望する際の条件・価格が将来の市場環境に左右される点も、事前に理解しておく必要があります。
とはいえ、セゾンファンデックス/リースバックは「住み慣れた自宅にそのまま住みながら、まとまった資金を一括で確保したい」というニーズに特化したサービスであり、信頼性の高いグループによる運営、手数料負担の少なさ、長く住み続けやすい契約形態などを重視する人には有力な選択肢となります。老後資金の確保や、事業・相続に備えた資金づくりを検討している方が、安心感を持ってリースバックを利用したい場合に、特に検討する価値の高いサービスと言えます。
| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場※セゾングループ |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | 最短即日 |
| 資金化までの日数 | 最短2週間 |
| 再購入できない期間 | - |
| 通常の賃貸借契約 | - |
| 契約期間 | 3年 |
| 住み続ける期間 | - |
| 資金使途 | 自由 |
| 査定・審査手数料 | 0円 |
| 事務手数料 | - |
| 査定額 | - |
| 設定賃料(リース料) | - |
| 年齢 | 20歳以上 |
| 保証人 | 原則不要 |
| 利用条件 | 安定した収入 不動産名義人全員の同意 売却価格が住宅ローン残債を上回る |
| 審査可能物件 | 個人:所有物件(戸建て、マンション) 法人・個人事業主の場合:所有物件(オフィスビル、事務所、社員寮、自宅、作業場、工場、店舗など) |
| 審査不可物件 | - |
| 売却後の選択肢 | 継続 退去 再購入 |
| その他サービス・独自特典 | 選べる付加価値サービス ・セコムのホームセキュリティ ・HOME ALSOK みまもりサポート ・くらしのセゾン ハウスクリーニング ・ホームネットのハローライト |
一建設/リースバックプラス
一建設株式会社
「標準」と「優遇」プランあり。最大1年間の賃料無料など特典が充実

| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場※東証一部上場飯田グループホールディングスの子会社 |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | 分譲住宅販売戸数日本一の飯田グループホールディングス |
| 査定スピード | 1日~3日 |
| 資金化までの日数 | 最短2週間 |
一建設/リースバックプラスがおすすめの理由
一建設/リースバックプラスがおすすめの理由は「東証プライム上場グループが運営する自社買取・自社管理の安心感」「ライフプランに合わせて選べる2プラン3タイプと、買戻し・家賃優遇など独自制度の充実」です。一建設は、分譲住宅供給で実績のある大手住宅グループの一社であり、そのノウハウを活かしてリースバック専用サービス「リースバックプラス」を展開しています。単に「売って賃貸で住み続ける」だけでなく、「ローン解消」「資金調達」に加えて、将来の住み替えや買戻しまで見据えた仕組みを用意している点が特徴です。
リースバックプラスは、自宅などの不動産を一建設が直接買い取り、売却代金を一括で受け取ったあとも、そのまま賃貸として住み続けられるサービスです。戸建やマンションだけでなく、収益物件や工場・倉庫・店舗など幅広い物件に対応しており、年齢や収入、家族構成などの制限も比較的ゆるやかです(売却価格が住宅ローン残債を上回ることなどの条件はあり)。 契約形態は、いつまでも住み続けられる「標準プラン(普通賃貸借契約)」と、一定期間だけ住んで賃料を抑えたり買戻しに特化した「定期プラン(賃料優遇タイプ/買戻優遇タイプ)」の2プラン3タイプから選べる構成になっており、老後資金づくり、一時的な事業資金確保、住み替え準備など、さまざまな目的に合わせて組み立てやすいのが強みです。
メリットとしてまず挙げられるのが、「買い戻ししやすさ」と「家賃負担の軽減」に対する工夫です。標準プランでは、業界初とされる「再購入価格が時間の経過とともに下がっていく」仕組みを採用しており、長く住み続ければ住み続けるほど、将来の買戻し価格が安くなるよう設計されています(下限は売却金額まで)。 一方、定期プランの「賃料優遇タイプ」では、最長1年間賃料0円で住める制度が用意されており、その間に事業再建や住み替え準備、介護施設入居までの資金づくりなどに売却資金を充てることができます。 「買戻優遇タイプ」では、売却価格と同額での買戻しが可能なため、「数年先に必ず買い戻したい」と考えている方にとって、将来のプランが立てやすい点も魅力です。
費用面のメリットも大きく、標準プラン・定期プランともに、敷金・礼金・仲介手数料・更新料が不要(買主側仲介手数料が不要)とされているため、一般の賃貸に比べて初期費用や更新時の負担を抑えやすい仕組みになっています。 売却代金は一括で支払われるため、ローン返済や事業資金、相続対策などにも柔軟に活用できますし、売却後は所有権が移ることで固定資産税の負担がなくなる点も、家計にとってはプラスです。 さらに、会員制の「はじめスタイルMembers」により、24時間ホームセキュリティや駆けつけサービス、生活相談、優待サービスなどのライフサポートが用意されており、高齢の親御さんの住まいや、遠方にいる家族の見守りを兼ねて活用したいケースでも安心感が高いサービス構成と言えます。
実際の利用者の声としても、「複数社から提案を受けたなかで、購入金額と賃料条件がもっとも納得できた」「申込から決済までの対応が迅速だった」といった評価が紹介されており、条件面とスピード感のバランスに満足している事例が見られます。また、標準プランと定期プランの両方を比較しながら、家族構成や将来設計に応じたプランを丁寧に提案してもらえたという声もあり、リースバックが初めての人にとっても相談しやすい体制が整っていると言えるでしょう。
一方でデメリットとしては、リースバック全般に共通する点として、一般的な仲介売却に比べると売却価格が低くなりやすいことが挙げられます。買取側はその後の家賃収入と利回りを想定して価格を決めるため、どうしても市場価格よりは抑えられた金額になりがちですし、買戻プランを選ぶ場合は、将来の買戻し資金を用意できなければ制度を十分に活かしきれません。 また、短期利用向けの定期プランでは、契約期間終了時には原則として退去が必要になるため、「ずっと今の家に住みたい」というニーズには標準プランを選ぶ必要があります。フリーレントや賃料優遇のメリットがある反面、期間が決まっていることへの心理的な負担を感じる方もいるでしょう。 さらに、売却後は不動産という資産を所有し続けることはできないため、「相続で不動産を残したい」「どうしても所有にこだわりたい」という価値観の方には向きません。長期的に家賃を支払い続けることになるため、老後の収入見通しや家計と照らし合わせて、無理のない賃料設定になっているかを事前に慎重にチェックすることも重要です。
とはいえ、一建設/リースバックプラスは「今の家にできるだけ長く、安心して住み続けたい」「将来の買戻しや住み替えの自由度も確保したい」というニーズを両立させたい方にとって、選択肢として非常に検討しやすいサービスです。大手住宅グループならではの買取力と、再購入価格が下がる制度や1年間賃料0円といった独自プラン、そしてライフサポートまで含めたトータル提案が欲しい方に、とくに向いているリースバックと言えるでしょう。
| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場※東証一部上場飯田グループホールディングスの子会社 |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | 分譲住宅販売戸数日本一の飯田グループホールディングス |
| 査定スピード | 1日~3日 |
| 資金化までの日数 | 最短2週間 |
| 再購入できない期間 | - |
| 通常の賃貸借契約 | ○ |
| 契約期間 | 1年~5年 |
| 住み続ける期間 | 普通賃貸借契約は、延長自由。定期借家契約は、延長不可1年~5年 |
| 資金使途 | 自由 |
| 査定・審査手数料 | 0円 |
| 事務手数料 | - |
| 査定額 | - |
| 設定賃料(リース料) | ※定期借家契約の場合は、1年目家賃無料 |
| 年齢 | 20歳以上 |
| 保証人 | 不要 |
| 利用条件 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る |
| 審査可能物件 | どのような物件も取り扱い可能 |
| 審査不可物件 | - |
| 売却後の選択肢 | ○普通賃貸借契約 継続 退去 買戻し(再購入) ○定期借家契約 退去 買戻し(再購入) |
| その他サービス・独自特典 | ○定期借家契約 最大1年間家賃無料 売却益の一部キャッシュバック (オプション:はじめの住み替え) 引っ越し費用無料 査定価格アップ ○普通賃貸借契約 住めば住むほど再購入価格が下がる ○共通 3年目以降、新築戸建てに住み替え可能 不要資金預入制度 売却益還元制度 はじめごあいさつコール(65歳以上) ファストドクター 24時間ホームセキュリティ 会員様限定優待サービス 駆けつけサービス 暮らし相談サービス お手伝いサービス |
SBIスマイル/ずっと住まいる
SBIスマイル株式会社
SBIグループの資金力。資金使途が自由で引越し費用も不要

| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場※SBIグループ |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | 仮査定は最短即日/正式査定は、2営業日~3営業日 |
| 資金化までの日数 | 2週間~1カ月前後 |
SBIスマイル/ずっと住まいるがおすすめの理由
SBIスマイル/ずっと住まいるがおすすめの理由は「SBIグループが提供するリースバックとしての信頼性の高さ」「相場より安く固定された家賃と各種手数料ゼロで長く住み続けやすい仕組み」です。ずっと住まいるは、SBIグループの不動産会社であるSBIスマイルが、自宅を買い取り、その売却代金を一括で受け取ったうえで、そのまま賃貸として住み続けられるリースバックサービスです。シニア層を対象とした調査で「シニアが魅力を感じるリースバックNo.1」を取得しており、老後資金の確保や相続対策を目的としたニーズにも応えやすい点が評価されています。
ずっと住まいるは、SBIスマイルが自宅の買主であり、その後の貸主にもなる点が特徴です。利用者は自宅を売却して現金化したあとも、賃借人として同じ家に住み続けることができ、売却代金は一括で受け取れるため、住宅ローンの完済や老後資金の準備、事業資金の確保などに柔軟に使えます。賃貸借契約はマンションの場合は普通賃貸借契約、戸建ての場合は定期賃貸借契約が基本ですが、戸建てでも建物に問題がなければ再契約を前提とした運用がされており、「長く住み続けたい」というニーズに応えやすい設計になっています。
メリットとしては、まず「家賃の安さと固定性」が挙げられます。SBIスマイルが算出した周辺相場よりも安い家賃を設定し、家賃を変更しないことを契約書に明記することで、長期的にも家賃の値上がりを心配せずに済む点が大きな安心材料です。 敷金・礼金・更新料・売却時の事務手数料はいずれも0円とされており、一般的な賃貸への住み替えと比べても初期費用や更新時のコストが抑えられます。 さらに、退去する場合には条件を満たせば引っ越し費用相当額を負担してもらえる制度も用意されており、将来の住み替えを見据えたときにも負担を軽減しやすい仕組みになっています。
もう一つのメリットは「優先的な買戻し制度」と「選択肢の多さ」です。売買価格や買戻し条件を事前に契約書に明記し、一定期間は利用者が優先的に買い戻せる制度があり、将来的に収入に余裕ができたときに自宅を再取得したいと考えている人にとっては心強い設計です。 契約期間満了後の選択肢としても、「賃貸契約の更新」「自宅の買戻し」「引っ越し」の3パターンが用意されており、ライフステージや家族構成の変化に応じて柔軟に選べる点も、シニア世帯を中心に評価されています。
一方でデメリットは、リースバック全般に共通する点として「売却価格が仲介売却よりも低くなりやすい」ことです。将来的な家賃収入などを踏まえた買取となるため、一般の不動産売却と比べると価格は抑えられる傾向があり、「とにかく高く売りたい」というニーズにはあまり向きません。また、全国主要都市を中心とした取り扱いであるため、エリアや物件の条件によっては利用できない場合がある点にも注意が必要です。
契約面のデメリットとしては、戸建ての多くが定期賃貸借契約になることが挙げられます。実務上は再契約が前提とされていますが、建物の老朽化などで賃貸としての利用が難しいと判断された場合は更新ができない可能性もあり、「絶対に生涯この家に住み続けたい」と考える人にとっては不安要素となり得ます。 また、SBIスマイル/ずっと住まいるは大手グループの一員とはいえ、リースバック市場では後発で、サービス開始からの年数も比較的浅いため、他の老舗サービスに比べると実績データや口コミの蓄積が少ないという指摘もあります。実際、ネット上の利用者レビューはまだ多くなく、「実際に使った人の細かな体験談をチェックしたい」という方にはやや情報量が物足りないと感じる可能性があります。
さらに、売却後は自宅という不動産資産を手放すことになるため、「不動産を子どもに残したい」「資産として所有していたい」という価値観の方にはそもそもミスマッチです。家賃は相場より安く設定されるとはいえ、長期的には家賃の支払いが家計にとって負担になる可能性もあるため、年金収入や今後の支出計画と照らし合わせて、「無理なく支払える水準か」を事前に試算することが大切です。
とはいえ、SBIスマイル/ずっと住まいるは「SBIグループの信用力を重視しながら、相場より安く固定された家賃で長く住み続けたい」「老後資金や相続準備のために自宅を現金化しつつ、将来の買戻しや住み替えの選択肢も残しておきたい」というニーズを持つ方にとって、バランスの良い選択肢と言えます。手数料負担が少なく、家賃の値上がりリスクも抑えられているため、特にシニア世帯や、住宅ローン返済負担を軽くしながら老後の生活設計を立て直したい方に検討価値の高いリースバックサービスです。
| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場※SBIグループ |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | 仮査定は最短即日/正式査定は、2営業日~3営業日 |
| 資金化までの日数 | 2週間~1カ月前後 |
| 再購入できない期間 | - |
| 通常の賃貸借契約 | ○ |
| 契約期間 | 契約期間をお客様と協議し決定 |
| 住み続ける期間 | - |
| 資金使途 | 自由 |
| 査定・審査手数料 | 0円 |
| 事務手数料 | 0円 |
| 査定額 | - |
| 設定賃料(リース料) | - |
| 年齢 | - |
| 保証人 | - |
| 利用条件 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る |
| 審査可能物件 | - |
| 審査不可物件 | - |
| 売却後の選択肢 | 継続 退去 買戻し(再購入) |
| その他サービス・独自特典 | 引越しお祝い金制度 |
あなぶきのリースバック
穴吹興産株式会社
西日本に強いあなぶきグループ。マンション管理の知見を活かした対応

| 本社所在地(都道府県) | 香川県 |
| 上場 | 東証スタンダード上場 |
| 対応エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・香川・高知・徳島・愛媛・広島・岡山・福岡 |
| 実績 | 全国供給戸数ランキング8位(2021年6月30日現在) |
| 査定スピード | 最短1日での回答 |
| 資金化までの日数 | 最短1週間 |
あなぶきのリースバックがおすすめの理由
あなぶきのリースバックがおすすめの理由は「マンションに特化した査定ノウハウによる売却価格水準の安定感」「普通賃貸借契約と柔軟な家賃設定によって長く住み続けやすい仕組み」です。あなぶきのリースバックは、東証スタンダード上場の穴吹興産グループが提供するマンション専門のリースバックサービスで、首都圏や関西、中国・四国、九州の主要エリアを中心に展開しています。分譲マンション供給で全国上位の実績を持つデベロッパーが運営しているため、マンションの査定ノウハウが豊富で、市場の成約相場価格の70%前後を目安とした買取価格が提示されるのが特徴です(立地や築年数により変動)。
あなぶきのリースバックの仕組みは、所有しているマンションを穴吹興産が直接買い取り、売却代金を一括で受け取りつつ、そのまま賃貸として住み続けられるというものです。査定は最短1日、資金化も最短1週間というスピード感があり、「早くまとまった資金が必要だが、引っ越しは避けたい」というニーズに対応しやすいサービス設計になっています。契約形態は更新可能な普通賃貸借契約が基本で、一般の賃貸物件と同じ感覚で長期居住を前提に利用できる点も安心材料です。事務手数料は0円、取引は自社買取のため仲介手数料も不要で、売却コストを抑えながら資金を確保しやすい点も魅力と言えます。
メリットとしてまず大きいのは、「長く住み続けられる家賃・契約の設計」です。あなぶきのリースバックでは、家賃を利用者の収入状況や将来の生活設計と照らし合わせながら柔軟に設定してもらえるため、「数年は問題なく支払えるけれど、その先が不安」といったケースでも、無理のない水準に調整しやすくなっています。家賃の値上げや更新料が原則発生しない形で運用されるため、長期的な家計の見通しを立てやすく、「ずっとマンションに住み続けたい」という希望と両立しやすいのが特長です。
生活の安心感を高める付帯サービスが充実している点も見逃せません。70歳以上の方が利用する場合には、セコムのホームセキュリティが付帯するプランが用意されており、防犯や急な体調不良への備えも含めてトータルでサポートを受けられます。 設備の故障などが発生した際は、賃貸中の設備保証がついており、所有者である穴吹興産側が修繕対応を行ってくれるため、自分の持ち家で修繕費を負担していたときに比べて、予期せぬ出費リスクを抑えられる点もメリットです。 さらに、住宅ローンが残っている場合でも、査定額と残債のバランスによってはリースバックが可能で、固定資産税や管理費・修繕積立金といった所有者負担のコストが不要になるため、月々の支出をトータルで見直したい人にも向いています。
一方でデメリットとしては、まず「マンション特化ゆえの対象物件の制限」が挙げられます。あなぶきのリースバックはマンション専門のリースバックであり、申込条件として40㎡以上、築10年以上、構造がRC造・SRC造のマンションなどといった基準が設けられているため、戸建てや小規模マンション、築浅物件などは対象外となる場合があります。そのため、「戸建てでリースバックを使いたい」「郊外の小さなマンションを対象にしたい」といったニーズには合わない可能性があります。
対応エリアが全国ではない点も注意が必要です。首都圏や関西エリアに加え、中国・四国・九州の主要都市など広めのエリアをカバーしていますが、それ以外の地方や一部地域のマンションは対象外となる場合があります。 また、リースバック全般に共通する点として、買取価格は通常の仲介売却に比べて低くなりやすく、あなぶきのリースバックでも成約相場価格の70%前後が一つの目安とされています。将来の家賃収入などを踏まえて価格が決まるため、「とにかく高値で売却したい」という目的には向きません。
さらに、売却後は所有権が穴吹興産側に移るため、不動産という資産を手元に残しておきたい人や、子どもにマンションを相続させたいと考えている人には心理的なハードルがあります。内装の大幅な変更やペット飼育などについても、通常の賃貸同様、管理規約やオーナー側のルールに従う必要があるため、「自由度を最優先したい」という場合には窮屈に感じる場面も出てくるでしょう。また、家賃は柔軟に設定してもらえるとはいえ、長期的には年金収入や生活費とのバランスを見て「本当に無理なく払い続けられるラインか」を事前にシミュレーションしておくことが重要です。
とはいえ、あなぶきのリースバック「マンションに住み続けながら、まとまった資金を一括で確保したい」「長期的に家賃負担を抑えつつ、安心できる大手企業と契約したい」というニーズを持つ方にとって、有力な選択肢となるリースバックサービスです。特に、都市部のマンションを保有していて老後資金や事業資金、相続対策などで資金化を検討している人にとって、査定スピードの早さ、手数料の少なさ、普通賃貸借契約による居住安定性、設備保証やセキュリティなどの付加価値まで含めて、「マンション特化型の総合力」に強みがあるサービスと言えるでしょう。
| 本社所在地(都道府県) | 香川県 |
| 上場 | 東証スタンダード上場 |
| 対応エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・香川・高知・徳島・愛媛・広島・岡山・福岡 |
| 実績 | 全国供給戸数ランキング8位(2021年6月30日現在) |
| 査定スピード | 最短1日での回答 |
| 資金化までの日数 | 最短1週間 |
| 再購入できない期間 | - |
| 通常の賃貸借契約 | ○普通賃貸借契約(更新可) |
| 契約期間 | 相談により対応可能 |
| 住み続ける期間 | 普通賃貸借契約は、延長自由 |
| 資金使途 | 自由 |
| 査定・審査手数料 | 0円 |
| 事務手数料 | 0円 |
| 査定額 | 相場の成約相場価格の70%前後。※立地や築年数によって変動 |
| 設定賃料(リース料) | - |
| 年齢 | 20歳以上 |
| 保証人 | 不要 |
| 利用条件 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る |
| 審査可能物件 | 専有面積40㎡以上 築年数10年以上 RC造、もしくはSRC造 |
| 審査不可物件 | 戸建て |
| 売却後の選択肢 | 継続 退去 買戻し(再購入) |
| その他サービス・独自特典 | 70歳以上の方 ・セコムのホームセキュリティ |
ミライエ/リースバック
株式会社ミライエ
任意売却や競売回避の専門企業。他社で断られた案件も柔軟に審査

| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場 |
| 対応エリア | 北海道・東北・関東・中部 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | 最短即日~1週間 |
| 資金化までの日数 | 1カ月以内 |
ミライエ/リースバックがおすすめの理由
ミライエ/リースバックがおすすめの理由は「任意売却・競売の専門会社ならではの“断られにくさ”」「売却額・家賃・買戻し条件を利用者ごとに細かく調整でき、普通賃貸借契約で長く住み続けやすいこと」です。ミライエは、もともと任意売却や競売サポートを専門にしてきた不動産会社で、住宅ローン滞納や税金滞納、競売開始決定など“事情が重い”案件を多数扱ってきた実績があります。そのノウハウを活かして、一般的なリースバック会社では難しいケースでも、債権者との調整や投資家のマッチングを組み合わせることで、リースバックを成立させやすいのが大きな特徴です。
ミライエ/リースバックでは、売却と同時に賃貸借契約を結ぶことで、自宅を手放しつつも、そのまま住み続けることができます。契約形態は原則として更新可能な普通賃貸借契約で、期間の定めがある定期借家ではないため、「できるだけ生涯この家に住みたい」という希望とも相性が良い仕組みです。また、リースバック後も賃貸管理や買戻しの相談窓口をミライエが担ってくれるため、家賃の支払い、更新、買戻しの相談まで、一社にまとめて任せられる安心感があります。
メリットとしてまず大きいのは、「審査・条件面のハードルの低さ」です。ミライエ/リースバックは、年齢や家族構成、収入制限などの細かい条件を設けず、マンション・戸建て・土地・ビル・店舗など物件種別や築年数を問わず相談できるとされています。評価額が100万円台といった少額物件でも対応実績があり、「住宅ローンが残っていて完済できない」「競売中」「債務整理中」「税金滞納中」といった状況でも、任意売却と組み合わせることでリースバックを実現してきた事例が多いのが特徴です。他社で断られた案件でも受け入れられる可能性がある点は、大きな強みと言えます。
家賃や買戻し条件を利用者のライフプランに合わせて柔軟に設計してくれる点も、ミライエならではのメリットです。住宅ローン返済時よりも毎月の支払いを抑えたい場合は、家賃を低めに設定して生活再建を優先するといった調整が可能で、将来買い戻しをしたい人には買戻し価格や時期をあらかじめ相談しながら決めていきます。結果として「返済しやすい」「買戻しを目指しやすい」条件を作りやすく、資金化と住み続ける希望を両立しやすい点が利用者から評価されています。
費用面でも、査定・審査手数料や事務手数料は無料で、相談や物件査定も自己負担0円で利用できる設計です。査定スピードは最短即日〜1週間程度、現金化も1カ月以内を目安としており、差し押さえや競売手続きが迫っているケースでも、できる限り間に合わせるよう動いてくれる体制が整っています。対応エリアは主に東日本(北海道・東北・関東・中部)で、特に首都圏1都3県と茨城県については細かい市区町村レベルでカバーしていると明示されています。エリア外でも提携ネットワークを通じて対応を検討してくれる場合があるため、「どこも話を聞いてくれなかった」という人の駆け込み寺的な役割を果たしている面もあります。
さらに、ミライエは任意売却やリースバックに関する情報発信にも積極的で、「リースバックのメリット・デメリット」「リースバックが『やばい』と言われる理由」など、利用時の注意点を自社サイトで詳しく解説しています。これにより、トラブルになりやすいポイントや、契約前に確認すべき点を事前に把握しやすく、初めてリースバックを利用する人にとっても、判断材料を得ながら進めやすい環境が整えられていると言えます。
一方でデメリットとしては、まず「企業規模が大きくないこと」が挙げられます。上場企業ではないため、ブランド力や資本力の観点では大手金融グループなどと比べて見劣りすると感じる人もいるでしょう。また、対応エリアは東日本が中心であり、公式には全国相談可能としつつも、実際にリースバックとして取引できる物件は東日本偏重になりやすく、西日本の地方エリアなどでは対応が難しいケースも考えられます。
費用面の注意点として、事務手数料や審査手数料は無料ですが、仲介手数料が発生するケースがあることも押さえておく必要があります。また、ミライエ/リースバックでは、買主が同社ではなく個人投資家など第三者となるスキームも用いられます。その場合、所有者は投資家、賃貸管理と窓口はミライエという形になるため、「オーナーが頻繁に変わるのが不安」「将来の売却方針が投資家次第になるのでは」といった心理的な不安を感じる人もいるかもしれません。
また、リースバック全般のデメリットとして、「不動産の所有権を失う」「一般的な仲介売却より売却価格が低くなりやすい」「住宅ローンより家賃が高くなることもある」といった点は、ミライエでも同様です。所有権を手放すことによって心理的な喪失感を抱いたり、「子どもに不動産を残したい」というニーズとは相容れないケースもあります。さらに、家賃設定は柔軟にしてくれるとはいえ、長期的には家賃の支払いが家計に重くのしかかる可能性があるため、年金収入や今後の生活費と照らし合わせて「本当に無理なく払い続けられる水準か」をシミュレーションしておくことが欠かせません。
とはいえ、ミライエ/リースバックは「他社で断られたが、今の家にできる限り住み続けたい」「競売や強制退去を避けつつ、住宅ローンや税金の問題を整理したい」といった切実なニーズを持つ人にとって、非常に心強い選択肢です。複雑な事情を抱える人や、評価額の低い物件でも柔軟に相談に乗ってもらいたい人、家賃や買戻し条件をライフプランに合わせてオーダーメイドで調整したい人に、特に向いているリースバックサービスと言えるでしょう。
| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場 |
| 対応エリア | 北海道・東北・関東・中部 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | 最短即日~1週間 |
| 資金化までの日数 | 1カ月以内 |
| 再購入できない期間 | - |
| 通常の賃貸借契約 | ○ |
| 契約期間 | - |
| 住み続ける期間 | - |
| 資金使途 | 自由 |
| 査定・審査手数料 | 0円 |
| 事務手数料 | - |
| 査定額 | - |
| 設定賃料(リース料) | - |
| 年齢 | - |
| 保証人 | - |
| 利用条件 | - |
| 審査可能物件 | どのような物件も取り扱い可能 |
| 審査不可物件 | - |
| 売却後の選択肢 | 継続 退去 買戻し(再購入) |
| その他サービス・独自特典 | - |
インテリックス/あんばい
株式会社インテリックス
リノベーション大手。2年間の定期借家契約が基本(再契約相談可)

| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 東証一部上場 |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | 累計20,000戸以上のリノベーション住宅 施工・販売実績 |
| 査定スピード | 査定依頼から1週間~10日 |
| 資金化までの日数 | 半月~1カ月前後 |
インテリックス/あんばいがおすすめの理由
インテリックス/あんばいがおすすめの理由は「上場リノベーション会社が提供する安心感と査定ノウハウ」「フリーレント2カ月や各種費用ゼロで、資金繰りにゆとりを持ちながら住み続けられる仕組み」です。インテリックスは中古マンションのリノベーションで累計数万戸規模の施工・販売実績を持ち、リノベーション業界をリードしてきた上場企業です。この豊富なストックビジネスのノウハウを活かして、自宅を売却してもそのまま住み続けられるリースバック「あんばい」を展開しており、戸建て・区分マンション・自宅兼店舗・一棟ビルなど幅広い物件種別に対応しているのが特徴です。
あんばいは、自宅などの不動産をインテリックスが直接買い取り、売却代金を一括で支払ったうえで、定期借家契約を結んで同じ家に住み続けられるサービスです。資金の使い道に制限はなく、老後の生活費、医療・介護費、ローン返済、事業資金、相続対策など、さまざまな目的に自由に充当できます。査定は机上査定と現地査定を組み合わせて行われ、接道状況や地形、近隣の取引事例などを踏まえて「納得感のある価格」を目指す運用がなされている点も安心材料です。契約までのスピードも最短2週間前後とされており、「急ぎでまとまった資金が必要だが、引っ越しは避けたい」というニーズに応えやすいスキームになっています。
メリットとしてまず大きいのは、「初期・ランニングコストを抑えやすいこと」です。あんばいでは、契約から2カ月間の家賃が0円になるフリーレント特典が用意されており、売却直後の家計負担を抑えながら生活再建に充てることができます。さらに、「相談・見積り・再契約手数料・敷金・礼金・固定資産税・管理費・修繕積立金」といった最大7つの費用が0円と明示されており、所有時に発生していた税金や管理費の支払いからも解放されます。これにより、月々の支出をトータルで軽くしつつ、住み慣れた家で暮らし続けられる点が大きな魅力です。
居住の安定性が高いことも、あんばいならではの強みです。賃貸借契約は2年ごとの定期建物賃貸借契約ですが、再契約が何度でも可能で、再契約料も0円とされています。そのため、家賃の支払いが継続できる限り、長期的に住み続けることも現実的な選択肢になります。また、国土交通省が公表した「住宅のリースバックに関するガイドブック」に準拠したサービス提供を掲げており、契約内容や説明義務の面でも一定の安心感を重視した運営がなされている点も、初めてリースバックを利用する人にとって心強いポイントです。
シニアや単身世帯への生活サポートが用意されている点もメリットです。高齢単身利用者向けには「きずな電話」という無料の見守りサービスが用意されており、毎日決まった時間に自動音声で体調確認の電話が入る仕組みになっています。電話に出られなかった場合は再コールされ、必要に応じて家族などに様子を伝えることもできるため、「離れて暮らす親の見守りを兼ねて活用したい」といったニーズとも相性が良いサービスと言えます。
一方でデメリットとしては、まず「定期借家契約ゆえの立場の弱さ」が挙げられます。あんばいは2年の定期借家契約で、再契約は何度でも可能とされているものの、あくまで定期借家である以上、賃貸人側の事情や、度重なる家賃滞納・近隣トラブルなどがあれば、再契約を打ち切られるリスクはゼロではありません。また、再契約のタイミングで家賃が見直される可能性もあり、長期的に全く同じ条件が続くとは限らない点は理解しておく必要があります。
「売却価格が仲介売却よりも低くなりやすい」というリースバック共通のデメリットもあります。インテリックスはリースバック物件を中長期的な仕入れルートと位置づけ、将来的にリノベーションして売却することで収益を得るビジネスモデルを採用しているため、その利益分を見込んで買取価格が決まります。結果として、時間をかけて一般売却した場合に比べると、査定価格は抑えめになる傾向があります。また、買い戻し制度については明確な仕組みが用意されていないとされており、「将来必ず自宅を買い戻したい」というニーズには向きにくい面もあります。
対応エリアが「都市圏とその近郊」に限られている点も注意点です。本社のある東京のほか、札幌・仙台・横浜・名古屋・京都・大阪・広島・福岡などに拠点を構え、それら都市圏および近隣都道府県を中心にサービスを提供しているため、地方の一部エリアでは取り扱いが難しい場合があります。相談自体は全国から受け付けていますが、物件所在地によってはあんばい以外の売却方法を提案される可能性もあることは知っておいた方がよいでしょう。
とはいえ、インテリックス/あんばいは「上場リノベ企業の信頼感を重視しつつ、自宅を現金化しても今の家にできるだけ長く住み続けたい」「老後資金やローン整理のためにまとまった資金を確保しつつ、固定資産税や管理費の負担から解放されたい」といったニーズを持つ人にとって、有力なリースバックの選択肢です。フリーレント2カ月、7つの費用ゼロ、再契約可能な賃貸スキーム、見守りサービスなど、家計と生活の両面を支えながら“ちょうどいいあんばい”で持ち家を現金化したい人に向いたサービスと言えるでしょう。
| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 東証一部上場 |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | 累計20,000戸以上のリノベーション住宅 施工・販売実績 |
| 査定スピード | 査定依頼から1週間~10日 |
| 資金化までの日数 | 半月~1カ月前後 |
| 再購入できない期間 | 契約開始より2年間 |
| 通常の賃貸借契約 | - |
| 契約期間 | 2年 |
| 住み続ける期間 | 2年間、延長自由 |
| 資金使途 | 自由 |
| 査定・審査手数料 | 0円 |
| 事務手数料 | - |
| 査定額 | - |
| 設定賃料(リース料) | 周辺の家賃相場、お客様の支払可能額を考慮して設定 |
| 年齢 | 20歳以上 |
| 保証人 | 不要 |
| 利用条件 | 安定した収入 不動産名義人全員の同意 売却価格が住宅ローン残債を上回る |
| 審査可能物件 | 事業用地 マンション・戸建・土地・ビル・店舗等どのような物件も取り扱い可能 |
| 審査不可物件 | 借地上の建物 住宅ローンの残債がご所有の不動産の査定額より大きい方 弊社でのお取扱が難しい地域の場合 |
| 売却後の選択肢 | 継続 退去 買戻し(再購入) |
| その他サービス・独自特典 | - |
伊藤忠の住宅リースバック
伊藤忠ハウジング株式会社
伊藤忠商事グループの総合力。都心部のマンション・戸建てに強み

| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | - |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | - |
| 資金化までの日数 | - |
伊藤忠の住宅リースバックがおすすめの理由
伊藤忠の住宅リースバックがおすすめの理由は「総合商社グループならではのブランド力と提携ネットワークの安心感」「親族間リースバックや買戻しなど“家族の将来設計”まで見据えた選択肢の広さ」です。伊藤忠の住宅リースバックは、伊藤忠グループの不動産会社である伊藤忠ハウジングが窓口となり、グループならではの大手リースバック会社や金融機関と提携して、自宅の売却とリースバックをワンストップでコーディネートしてくれるサービスです。利用者は伊藤忠ハウジングに相談することで、自分の条件やエリアに合った提携先のリースバックを紹介してもらえる仕組みになっており、「どの会社を選べばいいか分からない」という段階から相談できるのが特徴です。
伊藤忠の住宅リースバックは、自宅を売却して現金化したあと、その家を借りて住み続けられる基本スキームに加えて、「親族間リースバック」に対応している点が大きな特徴です。親族間リースバックとは、自宅の買い手を親族とし、その親族がローンを利用して物件を購入、売却した人は親族からそのまま賃貸として住み続ける方式です。伊藤忠ハウジングがこのスキーム全体の調整役となり、売買契約や賃貸契約、親族側のローン利用まで含めてサポートしてくれるため、「実家を親族内で承継しつつ、親世帯の生活資金も確保したい」というニーズに応えやすくなっています。
メリットとしては、まず「安心感と条件面のバランスの良さ」が挙げられます。伊藤忠ハウジングが提携しているリースバック会社はいずれも大手企業が中心で、資金基盤が安定しているため、買取価格や売却後の家賃も一定の水準を期待しやすいとされています。提携会社によっては、買戻しオプションや定期借家契約の延長などにも柔軟に対応しており、「一時的に自宅を手放すが、将来買い戻したい」といった希望にも応えやすい体制が整っています。
資金使途に制限がない点もメリットです。売却で得た資金は、生活費やローン返済だけでなく、旅行やリフォーム、子ども・孫の進学資金、事業資金など、基本的に自由に使うことができます。一部のリバースモーゲージのように用途が限定されないため、「老後のゆとり資金」としても、「事業再建や借入整理のための資金」としても柔軟に活用しやすいのが特徴です。
対応エリアの広さも見逃せないポイントです。リースバック会社の中には、首都圏のみ・自社周辺エリアのみといった限定的な対応にとどまるところもありますが、伊藤忠の住宅リースバックは、提携先ネットワークを活かして主要都市ほぼ全国をカバーできる体制を持っています。そのため、地方在住で「近くにリースバック会社がない」と感じている人でも、伊藤忠経由で条件に合う会社を紹介してもらえる可能性があります。
また、公式マガジンでは「リースバックの仕組み」「メリット・デメリット」「リースバックとリバースモーゲージの違い」「リースバックのトラブル事例と回避策」など、利用者目線の解説記事が多数公開されています。これらを読むことで、契約前からリースバック全体のリスクや注意点を把握しやすく、初めての人でも「何を確認しておくべきか」を整理しながら検討できるのは、情報発信に積極的な伊藤忠ならではの強みです。
一方でデメリットは、「自社買取ではなく仲介色が強いサービスであること」です。伊藤忠ハウジング自体がリースバックの買主となるケースは基本的になく、実際の買取・賃貸契約は提携リースバック会社との間で行われます。つまり、最終的な買取価格や家賃、契約期間、買戻し条件などの具体的な条件は、あくまで提携先ごとの商品設計に依存します。そのため、「伊藤忠ブランドだから条件が特別に良い」と過度に期待してしまうと、実際の契約内容とのギャップを感じるリスクがあります。
さらに、公式サイト上では、家賃の算定方法や契約期間の標準的なレンジ、諸費用の詳細などがあまり開示されておらず、「サービス内容・商品性が見えづらい」という指摘もあります。買取額の目安や家賃水準、契約形態(定期借家か普通借家か)、買戻しができる場合の条件など、多くを個別相談ベースで決めていくスタイルのため、「事前に細かい条件を比較してから問い合わせたい」という人には不便に感じられる可能性があります。
親族間リースバックについても、魅力が大きい一方で、親族側のローン審査や相続・贈与の税務、将来の家賃や買戻し条件など、チェックすべきポイントが増えるため、一定の手間と理解が必要です。親族間で金銭のやり取りが発生する以上、「誰がどの費用を負担するのか」「将来その家を誰が相続するのか」といった点を事前に合意しておかないと、後々トラブルの火種になるおそれもあります。
もちろん、リースバック全般のデメリットも伊藤忠の住宅リースバックに当てはまります。一般の仲介売却と比べると、買取価格が相場より低くなりやすいこと、売却後は家賃を支払い続ける必要があること、場合によっては家賃が相場より高めになることがある点などです。家賃を3カ月以上滞納すれば賃貸借契約が解除され、退去を求められるケースも一般的にあり、「本当に長期的に支払っていける家賃水準か」を慎重に見極めておくことが欠かせません。
とはいえ、伊藤忠の住宅リースバックは「どのリースバック会社を選べばよいか分からない」「親族間で家を守りながら資金も確保したい」「大手グループのネットワークと情報量を活用しながら検討したい」という人にとって心強い窓口です。自社買取型ではないぶん、複数の提携先の中から条件を比較しやすい面もあり、親族間リースバックや買戻しオプションまで含めて“家族の将来設計”を一緒に考えてほしい人に向いているリースバックと言えるでしょう。
| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | - |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | - |
| 資金化までの日数 | - |
| 再購入できない期間 | - |
| 通常の賃貸借契約 | - |
| 契約期間 | - |
| 住み続ける期間 | - |
| 資金使途 | 自由 |
| 査定・審査手数料 | - |
| 事務手数料 | - |
| 査定額 | - |
| 設定賃料(リース料) | - |
| 年齢 | - |
| 保証人 | 不要 |
| 利用条件 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る |
| 審査可能物件 | どのような物件も取り扱い可能 |
| 審査不可物件 | - |
| 売却後の選択肢 | 継続 退去 買戻し(再購入) |
| その他サービス・独自特典 | - |
明和地所のリースバック
明和地所株式会社
マンションデベロッパー系。最短即日の現金化や買戻し特約など柔軟

| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 東証一部上場 |
| 対応エリア | 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)と札幌市内 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | 1日~3日 |
| 資金化までの日数 | 最短2週間 |
明和地所のリースバックがおすすめの理由
明和地所のリースバックがおすすめの理由は「東証プライム上場のマンションデベロッパーならではの安心感」「マンション特化の査定力と費用負担の少ない仕組みで、資金化と“住み続けたい”気持ちを両立しやすいこと」です。明和地所のリースバックは、全国で多数の新築マンションを供給してきた明和地所株式会社が、自社サービスとして提供するマンション向けリースバックで、自宅マンションを明和地所が買い取り、その代金を一括で受け取りつつ、2年間の定期借家契約を結んでそのまま住み続けられる仕組みになっています。対応エリアは、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)と札幌市および近郊エリアに絞られた“都市部マンション特化型”で、エリアの市況や賃料相場に精通したデベロッパーが直接対応してくれる点が特徴です。
明和地所のリースバックは、利用者から見ると「自宅マンションを売却して現金化しながら、そのまま賃貸として住み続ける」シンプルなスキームです。売却代金は原則一括で支払われるため、住宅ローンの完済や老後資金・教育資金・事業資金・相続対策など、用途を限定されることなく自由に使えるのがポイントです。また、マンションデベロッパーとしての豊富な実績を背景に、周辺の取引事例や賃料相場だけでなく、マンションの管理状況・立地・将来の価値なども含めて査定が行われるため、「マンションをよく知る会社に任せたい」というニーズとも相性が良いサービス構造になっています。査定結果は最短1~3営業日、契約も最短2週間程度を目安としており、「早めにまとまった資金が必要だが、学区や通勤環境を変えたくない」といったケースでも検討しやすいスピード感です。
メリットとしてまず大きいのは、「費用負担の少なさ」と「家計全体のスリム化」が同時にねらえる点です。明和地所のリースバックでは、相談料・査定料・売買契約および賃貸借契約時の事務手数料がいずれも無料で、さらに仲介手数料もかかりません。加えて、売却後は所有者ではなくなるため、固定資産税の負担がなくなるうえ、マンションの場合は管理費や修繕積立金も原則不要になります。その分を家賃に振り替えるイメージになるため、「ローン+固定資産税+管理費・修繕積立金」という重い毎月負担から、「家賃だけ」に整理でき、毎月のキャッシュフローを把握しやすくなるのが大きなメリットです。
家賃設定が利用者に寄り添った形になっている点も魅力です。明和地所のリースバックでは、賃料相場や物件の状態だけでなく、「利用者の支払い可能額」も考慮して家賃を決めるとされています。そのため、住宅ローン返済時より月々の支出を抑えたい場合には、ある程度余裕のある家賃水準に調整してもらえる可能性があります。また、賃貸期間は原則2年の定期借家契約ですが、再契約により延長が可能とされており、再契約を繰り返すことで長く住み続ける選択も現実的です。入居後は「住まいのトラブルを相談できるコールセンター」が用意されており、水まわりの不具合や設備トラブルなどもまとめて相談できるため、賃貸としての暮らしもサポートを受けながら続けられる安心感があります。
さらに、売却自体も近隣に知られにくい配慮がなされている点も見逃せません。通常の仲介売却のように広告や内見を繰り返す必要がなく、明和地所が直接買主となるため、「売却活動をしていることをあまり知られたくない」「子どもにはまだ詳しく話していない」といった事情がある家庭でも利用しやすい設計です。リースバック後もこれまで通りの生活動線・コミュニティ・学区を維持できるため、「生活環境は変えたくないが、資金は必要」というニーズに対しては、非常にフィットしやすいサービスと言えます。
一方でデメリットとしては、まず「対象物件とエリアがかなり限定される」点が挙げられます。明和地所のリースバックは、原則として居住用マンションが対象で、一戸建てのリースバックを希望する場合は提携業者への紹介に切り替わります。また、エリアも1都3県と札幌市およびその近郊に限られており、それ以外の地域のマンションオーナーは利用できない可能性が高い点には注意が必要です。地方エリアや戸建てでリースバックを使いたい場合には、別の手段を検討することになります。
契約面では、「2年ごとの定期借家契約」という点も理解しておくべきポイントです。更新可能とはいえ、あくまで定期借家であるため、再契約時の条件変更や、将来的に再契約が行われないリスクをゼロにはできません。また、リースバック後の家賃は、相場と支払能力を踏まえて設定されるものの、住宅ローン返済額より高くなるケースもあり得ます。家賃を長期的に支払い続ける前提となるため、年金収入や将来の収入見通しと照らし合わせて、「無理のないラインか」を事前にシミュレーションすることが重要です。
加えて、公式サイト上では具体的な買取価格の目安や家賃水準、細かな費用条件などがあまり公開されておらず、「問い合わせて初めて詳しい条件がわかる」スタイルになっている点も、人によってはデメリットに感じられる部分です。比較サイトなどの情報を参考にすることはできますが、実際の条件は個々の物件や利用者の状況によって変わるため、「事前に数字ベースで他社と細かく比較してから決めたい」という方にとってはやや情報が不足している印象になるでしょう。また、リースバック全般に共通するデメリットとして、一般的な仲介売却より買取価格が低くなりやすく、将来の値上がり益を享受できないこと、自宅という不動産資産を相続財産として残せなくなることも理解しておく必要があります。
とはいえ、明和地所のリースバックは「マンションに住み続けながら、老後資金や事業資金、借入整理の資金を一括で確保したい」「上場デベロッパー運営の信頼感と、マンションに特化した査定力・賃貸管理力を重視したい」という人にとって、有力な選択肢となるサービスです。都市部のマンションを保有していて、生活環境を変えずに家計と資金繰りを立て直したい方、所有コストを抑えつつ“住み慣れた家で暮らし続ける”という価値を重視したい方には、検討する価値の高いリースバックと言えるでしょう。
| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 東証一部上場 |
| 対応エリア | 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)と札幌市内 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | 1日~3日 |
| 資金化までの日数 | 最短2週間 |
| 再購入できない期間 | - |
| 通常の賃貸借契約 | - |
| 契約期間 | 2年 |
| 住み続ける期間 | 2年ごとの延長自由 |
| 資金使途 | 自由 |
| 査定・審査手数料 | 0円 |
| 事務手数料 | - |
| 査定額 | - |
| 設定賃料(リース料) | - |
| 年齢 | 20歳以上 |
| 保証人 | 不要 |
| 利用条件 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る |
| 審査可能物件 | 居住用マンションのみ |
| 審査不可物件 | 戸建て |
| 売却後の選択肢 | 継続 退去 買戻し(再購入) |
| その他サービス・独自特典 | - |
スター・マイカのマンションリースバック
スター・マイカ株式会社
リノベマンション大手。マンションに特化しており高値売却に期待

| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場※東証一部上場企業スター・マイカ・ホールディングスの子会社 |
| 対応エリア | 関東エリア(東京、神奈川、埼玉、千葉)、関西エリア(大阪、京都、兵庫)、札幌、仙台、名古屋、福岡等の地方政令都市 |
| 実績 | 中古マンション買取累計11,000件以上 |
| 査定スピード | - |
| 資金化までの日数 | 最短1週間 |
スター・マイカのマンションリースバックがおすすめの理由
スター・マイカのマンションリースバックがおすすめの理由は「中古マンション専門会社ならではの査定力と上場グループの安心感」「築年数が古い物件や高齢者世帯にも対応しやすい柔軟性」です。スター・マイカは、中古マンションの買取・保有戸数で上場企業の中でもトップクラスとされる、マンション専門の不動産会社です。長年の買取・運用実績から蓄積した独自データベースと、市況に精通した担当者による査定を強みとしており、24万件以上の査定実績をもとに「納得感のある価格」を提示できるとしています。
スター・マイカのマンションリースバックは、自宅マンションをスター・マイカが直接買取り、その売却代金を一括で受け取りつつ、賃貸契約を結んでそのまま住み続けられる仕組みです。住宅ローンが残っている場合でも、売却代金でローンを完済してからリースバックに切り替えるスキームに対応しており、任意売却の相談も可能とされています。売却後は所有者ではなくなるため、住宅ローン返済に加えて、管理費・修繕積立金・固定資産税といったマンション特有のランニングコストを支払う必要がなくなり、「毎月の負担を家賃に一本化できる」のが特徴です。売却資金の使い道に制限はなく、学費や事業資金、医療・介護費用、老後の生活資金など、自由に活用できる点も使い勝手の良さにつながっています。
メリットとしてまず挙げられるのは、「マンション特化のノウハウを活かした受け皿の広さ」です。スター・マイカはマンション専門の買取会社であり、とくに賃貸中やオーナーチェンジ物件の取引に強みを持っています。そのため、築年数が古く、ほかでは断られがちなマンションでも、状態やエリア次第でリースバックに応じてもらえる可能性があります。 対象物件はファミリータイプの区分マンション(目安35㎡以上)が中心で、査定日数は最短1~3営業日、契約から決済までも最短1週間程度とされており、「急ぎで現金化したいが、住環境は変えたくない」というニーズにも対応しやすいスピード感です。
コスト面でのメリットも大きいポイントです。スター・マイカのマンションリースバックは、相談・査定・買取価格の提示が無料で、直接申込の場合はスター・マイカが買主になるため仲介手数料もかかりません。 売却時に別途資金を用意する必要が少なく、手取り額をそのまま資金計画に活かしやすいのが魅力です。また、賃貸借契約は普通借家契約・定期借家契約の両方に対応しており、短期利用からある程度の長期居住まで、ライフプランに合わせた期間設定がしやすいとされています。
高齢者世帯に配慮したサービスが用意されている点も、スター・マイカならではのメリットです。マンションリースバックでは、70歳以上の単身者を対象に、警備会社と連携した無料の見守りサービスを提供しています。ペンダント型の緊急ボタンを押すとガードマンが駆けつける仕組みや、24時間体制の健康相談、トイレのドア開閉センサーによる安否確認などが含まれており、「離れて暮らす親の住まいをリースバックにしつつ、見守りもセットで整えたい」といったニーズに応えやすくなっています。
一方でデメリットとしては、まず「対象がマンションに限られる」点が挙げられます。スター・マイカのマンションリースバックはその名の通り分譲マンション専門のサービスであり、戸建てや土地、アパート一棟などは対象外です。 また、対応エリアも全国ではなく、関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西(大阪・京都・兵庫)に加えて、札幌・仙台・広島・福岡などの政令指定都市が中心となっており、それ以外の地方エリアでは利用が難しいケースがあります。
契約面の注意点として、「永住が必ず約束されるわけではない」ことも理解しておく必要があります。賃貸借契約方式は普通借家と定期借家の両方に対応していますが、短期のリースバックにも強みがあるとされており、定期借家契約が選択されるケースも少なくありません。 家賃を継続的に支払えなくなったり、契約期間満了後に条件が折り合わなかったりすれば、再契約ができず退去となるリスクもあります。また、スター・マイカ自身が発信しているように、リースバック全般として「家賃が相場より高くなることがある」「契約期間に限りがある」「売却価格が相場より低くなりやすい」といったデメリットもあるため、通常売却と比較したうえで判断することが重要です。
さらに、共有名義のマンションでは名義人全員の同意が必要になること、物件の状態によってはリースバックではなく通常の買取や他の手法を提案される場合があることも、事前に想定しておいた方が良いポイントです。
とはいえ、スター・マイカのマンションリースバックは「マンションに住み続けながら、老後資金や教育資金、事業資金などまとまったお金を確保したい」「築年数が古いマンションや賃貸中のマンションでも柔軟に相談したい」「高齢の親が一人暮らしを続けるうえで、見守りサービスもセットにしたい」といったニーズを持つ人にとって、有力な選択肢となるリースバックサービスです。マンション専門会社ならではの査定力と、上場グループの安心感、高齢者配慮の手厚いサポートを重視したい人に、特に向いていると言えるでしょう。
| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場※東証一部上場企業スター・マイカ・ホールディングスの子会社 |
| 対応エリア | 関東エリア(東京、神奈川、埼玉、千葉)、関西エリア(大阪、京都、兵庫)、札幌、仙台、名古屋、福岡等の地方政令都市 |
| 実績 | 中古マンション買取累計11,000件以上 |
| 査定スピード | - |
| 資金化までの日数 | 最短1週間 |
| 再購入できない期間 | - |
| 通常の賃貸借契約 | - |
| 契約期間 | 2年 |
| 住み続ける期間 | 契約期間は応相談 |
| 資金使途 | 自由 |
| 査定・審査手数料 | 0円 |
| 事務手数料 | - |
| 査定額 | - |
| 設定賃料(リース料) | - |
| 年齢 | 20歳以上 |
| 保証人 | 不要 |
| 利用条件 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る |
| 審査可能物件 | ファミリータイプ(30㎡~)の分譲マンションのみ |
| 審査不可物件 | 戸建て |
| 売却後の選択肢 | 継続 退去 買戻し(再購入) |
| その他サービス・独自特典 | 70歳以上の単身者の方 HOME ALSOK みまもりサポート |
センチュリー21/リースバック「売っても住めるんだワン!!」
株式会社センチュリー21・ジャパン
国内最大級の店舗ネットワーク。地域密着型で全国どこでも相談可能

| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | ジャスダック上場 |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | - |
| 資金化までの日数 | 半月~1カ月前後 |
センチュリー21/リースバック「売っても住めるんだワン!!」がおすすめの理由
センチュリー21|リースバック「売っても住めるんだワン!!」がおすすめの理由は「全国ネットワークを活かして、どの地域・どの種類の不動産でも相談しやすい間口の広さ」「売却後の住み方について『再契約』『買戻し』『退出』の3つの選択肢が用意されており、将来設計を立てやすいこと」です。センチュリー21のリースバックは、自宅をセンチュリー21提携企業が買い取り、同時に定期建物賃貸借契約(原則2年)を結ぶことで、そのまま住み続けられる仕組みです。売却代金の使途には一切制限がなく、老後の生活資金や事業資金、借入れの返済、相続対策など、目的に応じて自由に使える点が大きな特徴です。
センチュリー21の公式FAQでは、「取扱いエリア・不動産の種類等の制限は一切なし」と明示されており、マンション・戸建て・土地・一棟ビル・事業用物件など、用途や築年数、評価額の高低を問わず、まずは幅広く相談できる体制が整っています。旧耐震基準の分譲マンションや、抵当権付き物件、相続登記がまだ済んでいないケースでも、条件を満たせば対応可能とされており、「うちの物件は難しいかも」と感じている方にとっても検討しやすい間口の広さがあります。
メリットとしてまず挙げられるのは、「資金調達の自由度とスピード感」です。リースバック「売っても住めるんだワン!!」は、相続対策・老後資金・事業資金・借金整理など、まとまった資金が必要な場面で、自宅を売却して短期間で現金化できるサービスとして設計されています。売却代金は使用用途に制限がなく、ローン完済に充てて家計を立て直したり、事業の運転資金・設備投資に回したり、介護費用や医療費の備えとして確保したりと、ライフプランに合わせた使い方が可能です。
日常の暮らしが大きく変わらない点も大きなメリットです。売却と同時に定期借家契約を結ぶことで、所有者から借主という立場に変わるだけで、これまでどおり住み慣れた家にそのまま住み続けることができます。引っ越しの手間や費用がかからず、通勤・通学ルートや近所付き合い、子どもの学区なども変えずに済むため、特に高齢世帯や子育て世帯にとっては心理的負担を抑えやすい仕組みです。仲介による一般売却のように広告を出したり内見を繰り返したりしないため、「売ったことを近所に知られたくない」というニーズにも配慮された形になっています。
費用構造が比較的わかりやすい点も評価できます。センチュリー21のFAQによると、査定依頼は無料で、リースバック期間中にかかる基本的な費用は「月々の家賃」が中心です。再契約時には家賃1か月分の再契約手数料、保証会社への保証料(1年ごと)が発生しますが、固定資産税や都市計画税、修繕積立金などは買主側が負担すると明記されています。所有者時代にかかっていた税金・積立金の負担がなくなり、「毎月いくらあれば住み続けられるか」を家賃ベースで把握しやすくなるのは、家計管理のうえでもメリットです。
また、家賃が「近隣の家賃相場」と「支払い可能額」の両方を見て決められる点も安心材料です。FAQでは、家賃は近隣の賃料相場とお客様の支払能力を踏まえて提案するとされており、「ローン返済より毎月の負担を軽くしたい」「一定のラインまでなら支払える」といった希望を踏まえた調整が期待できます。保証人は不要で、指定の保証会社との契約で利用できること、就職活動中や過去に返済の遅延があった場合でも利用可能と明記されているため、「今の属性で審査に通るか不安」という方にとっても相談しやすいサービスです。
さらに、定期借家契約の満了後には、「再契約による居住延長」「再売買契約による買戻し」「退出」という3つの選択肢が用意されている点も、センチュリー21のリースバックならではの特徴です。将来的に収入や家族構成が変わったタイミングで、家に住み続けるか、買い戻して再び所有するか、別の住まいに移るかを選べるため、「いまは現金化したいが、将来の可能性は残しておきたい」というニーズにも応えやすい設計になっています。
一方でデメリットとしては、まず「売却価格や家賃が、一般的な売却・賃貸と比べて割高・割安になりやすい」点が挙げられます。リースバックは、買主側が将来の家賃収入や空室リスクを見込んで価格を設定するため、通常の仲介売却と比べて売却価格が低くなりやすいとされます。市場価格の60〜80%程度になることも多いとされ、リースバック利用時もこの傾向自体は変わりません。また、家賃は売却価格や利回りを踏まえて決まるため、周辺の一般的な賃貸より高くなる可能性もあります。長期的に家賃を払い続ける前提になるため、「家賃を払い続けても家計がもつか」「通常売却で小さめの賃貸に住み替えた方がトータルで得か」といった比較検討は必須です。
次に、「定期借家契約2年」という契約形態に伴う住まいの不確実性もデメリットです。原則2年で契約し、家賃滞納がないなど一定の条件を満たせば再契約は可能とされていますが、将来的な経済状況の変化などによっては、再契約時に家賃が見直される場合があるとFAQで明記されています。また、再契約にあたっては家賃1か月分の再契約手数料や保証料がその都度必要になるため、長く住み続けるほど諸費用が積み重なる点にも注意が必要です。「ここに永住できる」ことが完全に保証されているわけではないため、万が一再契約できなかった場合の住み替えプランも頭の片隅に置いておく必要があります。
さらに、「仲介手数料や諸費用により手取り額が圧縮される可能性がある」点も確認しておきたいポイントです。センチュリー21のリースバックは、提携企業による買取・賃貸というスキーム上、一般の不動産売却と同様の仲介手数料や諸費用が発生するケースがあり、その分、受け取れる現金が少なくなります。また、賃貸中の軽微な修繕費用は借主負担となるなど、所有時代と比べて負担がゼロになるわけではない点も、想定しておく必要があります。
とはいえ、センチュリー21/リースバック「売っても住めるんだワン!!」は、「全国ネットワークのあるブランドに相談しながら、自宅を現金化しても住み慣れた家にそのまま住み続けたい」「物件の種類や築年数がネックになりそうなので、条件のゆるやかなサービスを選びたい」「いまは資金確保を優先しつつ、将来の買戻しや住み替えの選択肢も残しておきたい」といったニーズを持つ人に向いたリースバックです。売却価格や家賃水準、契約期間・再契約条件などのデメリットをしっかり理解したうえで、通常売却や他の資金調達手段との比較を行えば、老後資金・事業資金・相続対策など幅広いシーンで、頼れる選択肢の一つとして活用しやすいサービスと言えるでしょう。
| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | ジャスダック上場 |
| 対応エリア | 全国 |
| 実績 | - |
| 査定スピード | - |
| 資金化までの日数 | 半月~1カ月前後 |
| 再購入できない期間 | - |
| 通常の賃貸借契約 | - |
| 契約期間 | 2年 |
| 住み続ける期間 | 2年間、延長自由 |
| 資金使途 | 自由 |
| 査定・審査手数料 | 0円 |
| 事務手数料 | - |
| 査定額 | 近隣の売買事例等を参考に設定 |
| 設定賃料(リース料) | 近隣の家賃相場を参考に設定 |
| 年齢 | 20歳以上 |
| 保証人 | 不要 |
| 利用条件 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る |
| 審査可能物件 | どのような物件も取り扱い可能 |
| 審査不可物件 | 借地上の建物(所有者と調整の上利用できるケースもある) 住宅ローンの残債がご所有の不動産の査定額より大きい方 弊社で経験のない地域 |
| 売却後の選択肢 | 継続 退去 買戻し(再購入) |
| その他サービス・独自特典 | - |
長谷工のリースバック
株式会社長谷工リアルエステート
マンション施工大手の長谷工グループ。直接買取で仲介手数料が不要

| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場※東証一部上場企業谷工コーポレーションの子会社 |
| 対応エリア | 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)※取扱いできない地域あり |
| 実績 | グループ会社がマンション建設No.1 |
| 査定スピード | - |
| 資金化までの日数 | - |
長谷工のリースバックがおすすめの理由
長谷工のリースバックがおすすめの理由は「マンション開発実績が豊富な長谷工グループによる信頼性の高さ」「リースバックだけでなく直接買取や仲介など複数の選択肢から最適な売却方法を提案してもらえる柔軟性」です。長谷工のリースバックは、長谷工グループの総合不動産流通会社である長谷工リアルエステートが窓口となり、自宅を売却して現金化しつつ、そのまま賃貸として住み続けたい人向けに提供されているサービスです。売却後は提携企業が買主・貸主となる形を基本とし、長谷工が仲介・コーディネート役となって条件調整を行う仕組みになっています。
長谷工グループはマンション建設・供給で業界トップクラスの実績を持ち、首都圏や都市部を中心にマンション・戸建て・土地・一棟収益ビルなど幅広い不動産の売買に関わってきた会社です。 そのため、物件の価値やエリアの相場観に基づく査定に強みがあり、「リースバックにした方がよいのか」「通常売却や直接買取の方が向いているのか」といった判断も含めて相談しやすいのが特徴です。公式サイトでも、リースバック専用ページとは別に、コラム形式でリースバックの仕組みやメリット・注意点、トラブル事例などを詳しく解説しており、「まずは仕組みを理解してから検討したい」という人にとって情報源が充実しています。
メリットとしてまず大きいのは、「売却後も住み慣れた家にそのまま住める」というリースバック本来の利点を、長谷工グループのサポート付きで利用できる点です。物件を売却してまとまった資金を確保しつつ、そのまま同じ家を借りて暮らせるため、引っ越しの手間や費用、学区変更や通勤ルートの変更といった生活への影響を最小限に抑えられます。売却代金は原則として一括で支払われ、資金使途の制限もないため、ローン返済や借入整理、老後資金、事業資金、リフォーム費用など、目的に応じて自由に活用しやすいのもポイントです。
また、「リースバックだけに縛られない提案が受けられる」点も長谷工ならではのメリットです。長谷工リアルエステートは、リースバックに加えて、直接買取・仲介売却・買取保証など複数の売却メニューを持っており、相談内容や資金ニーズ、売却スケジュールに応じて最適な方法を組み合わせて提案できる体制になっています。 リースバックの査定結果を見たうえで「通常の売却の方が有利」と判断すれば方針を変更することもできるため、「とりあえずリースバック前提で話が進んでしまう」リスクが小さいのは安心材料と言えます。さらに、公式資料ではリースバックのメリットだけでなく、売却価格が相場より低くなりやすいことや、家賃負担が続くことなどのデメリットも明示しており、リスクも含めてオープンに説明している点も評価できます。
長谷工のリースバックは、扱える物件種別が広い点も強みです。マンションだけでなく、戸建てや土地、一棟収益ビルなどにも対応できるとされており、所有している不動産の種類を問わず相談しやすくなっています。 年齢制限を設けていない点も特徴で、シニア層でも利用しやすく、老後資金の確保や相続対策の一環としてリースバックを検討したい方に向いたサービス設計です。 さらに、長谷工の仲介は「知人・親族にすすめたい」と回答した利用者比率が高いというアンケート結果が公表されており、接客やサポート面での評価も一定の水準にあると考えられます。
一方でデメリットとして押さえておきたいのは、「長谷工自身が直接オーナーになるわけではなく、実際の買取・賃貸は提携企業が行うケースが多い」という点です。公表されている情報によると、リースバックの所有権は長谷工リアルエステートの提携企業に移転し、賃貸借契約も提携企業との間で結ぶ形が基本となります。 そのため、実際の買取価格や家賃水準、契約期間、更新条件、買戻しの可否などは、提携先ごとの商品設計に左右されやすく、「長谷工だから特別に条件が良い」とは限りません。また、サービス詳細(想定家賃のレンジや標準的な契約期間、買戻し条件など)が公式サイト上ではあまり具体的に開示されておらず、「相談してみないと細部が分からない」点は比較検討しづらいポイントです。
費用面の注意点もあります。長谷工のリースバックでは、売却時に仲介手数料などの諸費用が発生すること、賃貸契約に際して敷金や保証料などが必要となること、入居中も家賃に加えて更新料などの費用負担が生じることが明記されています。 さらに、リースバックの対象外となるケースとして「借地上の建物」「ローン残債が売却見込み額を上回る物件」「取り扱い不可エリアの不動産」などが挙げられており、すべての物件で利用できるわけではありません。
加えて、リースバック共通のデメリットも長谷工のリースバックに当てはまります。一般的な仲介売却と比べて買取価格が相場より低くなりやすいこと、売却後も家賃を支払い続ける必要があること、家賃が周辺の一般賃貸より高めになる可能性があることなどです。家賃の支払いが長期化すると、トータルで見たコストは決して安くならないケースもあるため、「どのくらいの期間住み続ける想定なのか」「その間に支払う総家賃はいくらになるのか」をあらかじめ試算しておくことが重要です。
とはいえ、長谷工のリースバックは「まず大手グループに相談して、リースバック・直接買取・仲介など複数の選択肢を比べながら、自分に合う資金調達方法を選びたい」「マンションだけでなく戸建てや土地などもまとめて相談したい」「老後資金や相続対策として、自宅を活かした資金づくりを検討したい」といったニーズを持つ人にとって有力な候補になります。サービスの仕組みや費用構造、提携企業ごとの条件差などのデメリットを理解したうえで、通常売却や他のリースバックサービスとも比較しながら使えば、「住み続けながら自宅を資金化する」という目的を、長谷工グループのサポート付きで実現しやすい選択肢と言えるでしょう。
| 本社所在地(都道府県) | 東京都 |
| 上場 | 非上場※東証一部上場企業谷工コーポレーションの子会社 |
| 対応エリア | 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)※取扱いできない地域あり |
| 実績 | グループ会社がマンション建設No.1 |
| 査定スピード | - |
| 資金化までの日数 | - |
| 再購入できない期間 | - |
| 通常の賃貸借契約 | - |
| 契約期間 | - |
| 住み続ける期間 | - |
| 資金使途 | - |
| 査定・審査手数料 | - |
| 事務手数料 | - |
| 査定額 | - |
| 設定賃料(リース料) | - |
| 年齢 | 年齢制限なし |
| 保証人 | 不要 |
| 利用条件 | 売却価格が住宅ローン残債を上回る |
| 審査可能物件 | どのような物件も取り扱い可能 |
| 審査不可物件 | 借地上に建てられた不動産 |
| 売却後の選択肢 | 継続 退去 買戻し(再購入) |
| その他サービス・独自特典 | - |
リースバックよくある質問
Q1. リースバックとは何ですか?どんな仕組みですか?
リースバックは、自宅や保有不動産をいったん専門会社に「売却」し、その後は同じ物件に「賃貸」として住み続ける(使い続ける)仕組みです。
売却代金としてまとまった資金を受け取りつつ、引っ越しをしなくてよいのが大きな特徴です。所有者から見れば「所有から利用へ切り替える」イメージで、不動産を現金化しながら生活環境を変えずに済む資金調達・老後資金対策の手段として使われています。
Q2. リバースモーゲージや一般的な不動産売却と何が違いますか?
リースバックと混同されやすいのが「リバースモーゲージ」や「通常の売却」です。
- 通常の売却 不動産を売ったあと、基本的には退去して新居へ引っ越しします。
→ まとまった現金は得られますが、住み慣れた家には住めなくなります。 - リバースモーゲージ 不動産を担保に銀行などからお金を借りる仕組みで、借入金は死亡時などに不動産の売却で返済します。
→ 仕組みは「ローン」であり、年齢・家族構成・エリアなどの条件が厳しめです。 - リースバック 不動産をいったん売却し、買主と賃貸借契約を結んでそのまま居住します。
→ 「売却+賃貸」の組み合わせで、資金調達と住み続けることを両立させる仕組みです。
それぞれ仕組みも条件も異なるため、「自分が重視するのは資金額か、住み続ける期間か、金利か」などを整理したうえで検討することが大切です。
Q3. 売却価格は相場より安くなりますか?
リースバックの売却価格は、一般的な仲介売却と比べて相場より下がることが多いです。理由は以下の通りです。
- 買主側は「その後も賃貸物件として運用するリスク」を負う
- 将来の買い戻しオプションを認める場合、その分も価格に織り込まれる
- 短期間での買取を行うため、流通コストやリスクを見込んだ価格設定になる
その代わり、
「査定〜契約〜入金までが早い」「確実に現金化しやすい」「住み続けられる」
というメリットがあるため、価格よりスピードや住み続けることを優先する人向けのサービスといえます。
Q4. 売却後の家賃はいくらぐらいになりますか?
家賃は、以下の要素をもとに決められることが多いです。
- その地域の相場賃料
- 買取価格と期待利回り
- 建物の状態や広さ、築年数
- 期間や再契約条件などのリースバック条件
一般的には「地域の賃貸相場と同程度かやや高め」になるケースが多く、
- “家賃負担を無理なく続けられるか”* が検討の最大ポイントです。
事前に「今後の収入と支出」をシミュレーションし、長期的に支払っていける家賃かどうかを必ず確認しましょう。
Q5. 固定資産税や修繕費の負担はどうなりますか?
売却後は所有者が変わるため、通常は固定資産税の納税義務は新しい所有者側になります。一方で、日常的な修繕や設備の軽微なトラブル対応は、一般の賃貸と同様に「入居者負担」「オーナー負担」が契約で分かれます。
- オーナー側(買主)が負担しやすいもの
- 建物の大規模修繕
- 構造部分の故障・老朽化
- 入居者側(元所有者)が負担しやすいもの
- 室内の傷や汚れの修繕
- 故意・過失による設備の破損
この分担ルールは事業者ごと・契約ごとに異なるため、賃貸借契約書の原状回復・修繕条項を必ず確認することが重要です。
Q6. 住宅ローンが残っていてもリースバックは利用できますか?
住宅ローン残債がある場合でも、リースバックを利用できるケースはあります。ただし条件があり、一般的には以下のような形で整理されます。
- リースバックの買取代金で、まずは住宅ローンを全額返済
- 抵当権を抹消したうえで、残りがあれば手元資金として受け取る
ポイントは、
- 「買取価格 ≧ ローン残高+諸費用」になっているかどうか* です。
不足する場合は、自己資金の持ち出しや、別の借入で補う必要が出るため、ローン残高と査定価格のバランスを早い段階で確認しておく必要があります。
Q7. どれくらいの期間住み続けることができますか?
リースバックは「一生住める権利」ではありません。多くの場合、下記のような契約パターンが取られます。
- 2年または3年の普通借家契約を締結し、更新を前提に住み続ける
- 期間を定めた定期借家契約を結び、その期間が終わると再契約の有無を改めて協議する
長く住み続けたい場合は、
- 更新の可否や条件
- 定期借家契約の場合の再契約の方針
- 退去を求められる可能性があるケース
をしっかり確認し、「最低でも何年は住めるのか」を数字で把握しておくことが大切です。
Q8. 将来自宅を買い戻すことはできますか?
多くのリースバック商品には「買い戻しの選択肢」が用意されていることがありますが、必ずしも買い戻せるとは限りません。
- 買い戻しができる場合
- あらかじめ「買い戻し特約」が契約書に明記されている
- 期限(〇年以内)や買い戻し価格の決め方が定められている
- 注意点
- 買い戻し価格は「売却時の価格+一定の上乗せ」となることが多い
- 利用期間中の家賃も支払い続けているため、トータル負担は大きくなりがち
将来の買い戻しを前提に考える場合は、「いつまでに・いくらで買い戻すのか」をシミュレーションし、現実的な資金計画かどうかをチェックする必要があります。
Q9. 高齢でも利用できますか?年齢制限はありますか?
一般的な住宅ローンと比べると、リースバックは高齢者でも利用しやすい仕組みです。売却と賃貸の組み合わせであり、「長期間の返済能力」よりも「賃料の支払い能力」「不動産の価値」が重視される傾向にあります。
ただし、
- 極端に収入が少ない場合
- 家賃を長期的に支払う見込みが立たない場合
などは、利用が難しくなることもあります。年金・家賃補助・家族からの仕送りなどを含めて、「毎月どの程度の家賃までなら無理なく払えるか」を事前に整理しておくと、提案がスムーズになります。
Q10. どんな不動産でもリースバックの対象になりますか?
すべての不動産が対象になるわけではありません。一般的には下記のような条件が見られます。
- 対象になりやすい
- 自宅として利用している戸建て・マンション
- 賃貸需要が見込めるエリアの住宅
- 法人所有の事務所・店舗など(事業用リースバック)
- 対象外になりやすい
- 著しく老朽化している建物
- 賃貸需要が極端に低いエリア
- 法的な制限(再建築不可、用途地域、権利関係の複雑さなど)が大きい物件
査定時には、建物の状態・エリア・権利関係などが詳細にチェックされます。
- 「現況のままで貸しやすいかどうか」が重要な判断材料*になると考えておきましょう。
Q11. 手続きはどのくらい時間がかかりますか?
リースバックは、通常の売却+賃貸契約を短期間でまとめる必要があるため、手続きは比較的スピーディに進むケースが多いです。
- 査定・条件提示まで:数日〜1週間程度
- 契約・決済完了まで:目安として1〜2か月以内(早い場合は数週間)
ただし、
- 権利関係が複雑な物件
- 住宅ローンの残債が多く関係金融機関との調整が必要なケース
では時間がかかることもあるため、「いつまでに資金が必要か」を担当者に最初に伝えるのがポイントです。
Q12. 相続対策としても使えますか?
リースバックは、相続対策として以下のような使い方が検討できます。
- ① 生前に不動産を現金化し、複数の相続人に分けやすい形にしておく
- ② 本人はそのまま自宅に住み続けることで、生活環境を変えない
- ③ 現金化した資金を、介護費用・医療費・老後資金に充てる
一方で、
- 売却によって将来の不動産価値の上昇メリットは失われる
- 相続税評価額や課税関係が変わる
などの側面もあるため、相続税・贈与税の観点では税理士など専門家に相談したうえで検討することが望ましいです。
Q13. どんな人にリースバックは向いていますか?
リースバックが検討に値するのは、たとえば次のような方です。
- 自宅を売却してまとまった資金を作りたいが、引っ越しは避けたい
- 事業資金や借入返済のために不動産を現金化したい経営者・個人事業主
- 老後資金や医療・介護費用の準備として自宅の価値を活用したい高齢者
- 住宅ローン返済が重く、売却+住み続ける選択肢を検討したい人
逆に、
- 将来的に子どもに確実に不動産を残したい
- 売却価格よりも、資産としての保有を優先したい
といった場合は、リースバック以外の選択肢(リバースモーゲージや通常売却など)も含めて比較検討する必要があります。
Q14. リースバックのデメリットや注意点は?
メリットが多い一方で、リースバックには次のような注意点があります。
- 売却価格が通常の仲介売却より低くなる傾向
- 家賃負担が続くため、長期的には支払総額が大きくなり得る
- 契約期間や更新条件によっては、将来的に退去を求められるリスクがゼロではない
- 買い戻しを前提にしている場合、資金計画がタイトになりやすい
そのため、
- 売却価格と家賃を数字で比較する
- 自分の収入で無理なく払える家賃上限を決めておく
- 契約書(期間・更新・再契約・原状回復・買い戻し条項)を細かく確認する
といった点を押さえることが、失敗しないための必須ポイントです。
Q15. リースバックを検討する際のチェックポイントは?
最後に、リースバックを具体的に検討する際に確認しておきたい項目を簡単にまとめます。
- 売却価格
- 近隣相場と大きく乖離していないか
- 複数社査定を取って比較しているか
- 家賃と契約期間
- 今後の収入で無理なく払える金額か
- 契約形態(普通借家/定期借家)と更新・再契約の方針は明確か
- 買い戻しの有無
- 条件(期限・価格・手数料)が具体的に定められているか
- 費用負担・原状回復
- 修繕・原状回復の範囲と負担がどこまで自分かを把握しているか
- 税金・相続
- 譲渡所得税や住民税などの税金が発生するか
- 相続方針と矛盾していないか

これらを整理したうえで、自分や家族のライフプラン全体の中で「リースバックが本当に最適な選択肢なのか」を考えることが重要です。


