TECROWDの評判を徹底検証！投資家が知るべき口コミ・メリット・デメリットまとめ

TECROWDの基本情報とサービス概要

最低投資額は10万円からとなっており、1口単位で投資を行えます。国内の不動産クラウドファンディングでは1万円から投資可能なサービスもありますが、TECROWDは利回りの高さや案件の特性から、やや高めの設定になっています。その分、投資対象は幅広く、マンションや商業施設、障がい者グループホーム、さらには新興国を中心とした海外不動産まで取り扱っています。

サービスの特徴

TECROWDの大きな特徴は、海外案件を積極的に取り扱っている点です。モンゴルやカザフスタンといった新興国の不動産に投資できるほか、近年ではアメリカ案件の組成も見られます。国内案件については、社会的意義の高い福祉施設や住宅などを中心に提供しており、投資だけでなく社会貢献の側面も重視しています。

ファンドは先着式の募集が多いですが、近年は会員向けに抽選枠も設けられており、人気案件に参加できるチャンスが増えています。運用はプロが一括して行い、投資家は出資後に運用状況をレポートで確認しながら配当を受け取る仕組みです。中途解約は原則不可のため、投資期間は事前に把握しておく必要があります。

投資家に提供される仕組み

TECROWDでは投資家のリスク軽減のためにいくつかの仕組みを導入しています。たとえば、マスターリース契約により空室リスクを抑え、優先劣後構造によって一定割合までは運営側が損失を負担する仕組みを整えています。さらに、海外案件でもすべて円建てで取引されるため、為替変動の影響を避けられるのも安心材料の一つです。

募集されるファンドの利回りは8〜12％程度と、不動産クラウドファンディング業界の中でも比較的高めの水準にあります。これまでの実績では元本割れや配当遅延はなく、累計募集額も数百億円規模に達しています。

TECROWDは「最低投資額はやや高めでも、海外案件や高利回りを求める投資家に向いたサービス」だといえます。投資の仕組みやリスク対策を理解して、自分の資金計画に合うかどうかを判断することが大切ですね

TECROWDの良い評判・口コミ

TECROWDについて投資家から寄せられている良い評判には、利回りの高さや安定した配当、そして運営側の対応力に関するものが多く見られます。実際にSNSや掲示板、投資家ブログでの声を整理すると、利用者が満足しているポイントが明確になります。

高い利回りが魅力

多くの投資家が評価しているのは、**想定年利8〜12％**という水準です。一般的な不動産クラウドファンディングの利回りが4〜6％前後であることを考えると、TECROWDは業界内でも高めの水準に位置しています。
「想定以上の分配があった」「他社よりも利回りが高く効率的」といった口コミが目立ち、リターンを重視する投資家にとって大きな魅力となっています。

定期的な配当への安心感

TECROWDの案件には、定期的に配当金が支払われるタイプも存在します。実際に「毎月安定した収入が入ってくる」「分配の遅延がなかった」という声がSNS上に投稿されています。
安定収入を重視する投資家にとって、この仕組みは高く評価されています。

運営会社の丁寧な対応

運営会社であるTECRA株式会社のサポート対応に対しても、ポジティブな声が多く見られます。
・問い合わせに対する回答が早く丁寧
・オンラインセミナーで詳しい説明を受けられる
・投資家向けの情報発信が充実している
こうした点が信頼につながり、「安心して投資できる」との感想が多く寄せられています。

実際の投資家からの声の例

• 「毎月きちんと分配が入るので副収入感覚で利用している」
• 「高利回りでも不安が少ない。運営側がリスク対策をしっかりしている印象」
• 「問い合わせにすぐ返答してくれた。対応が丁寧で安心感がある」
• 「オンラインセミナーで投資先の状況を確認できたのが良かった」

海外不動産に投資できる点も評価

モンゴルやカザフスタンといった新興国や、国内外の幅広い案件に投資できる点も投資家から注目されています。特に「海外不動産への投資機会は希少で魅力的」「分散投資先として選んだ」という声が挙がっています。

TECROWDの良い評判をまとめると、高い利回りと定期的な配当が投資家に安心感を与え、さらに運営会社の丁寧な対応やセミナーによって信頼性を高めている点が大きな評価ポイントです。海外不動産に投資できる点も、ポートフォリオ分散を重視する投資家に支持されています

TECROWDの悪い評判・口コミ

TECROWDは利回りの高さや海外案件の魅力から注目されていますが、その一方で投資家からは懸念や不満の声も上がっています。ここでは実際に寄せられている悪い評判を整理し、注意点を具体的に解説します。

投資機会を逃しやすい

TECROWDのファンドは人気が高く、募集開始から短時間で完売してしまうケースが頻発しています。特に先着順の案件は、開始時刻に待機していなければ投資できないという状況があり、「投資したいのに買えない」という不満が多く見られます。抽選方式の導入で多少改善はされていますが、希望通りに投資できない可能性は依然として残っています。

高利回りへの警戒感

年8〜12％といった利回りは魅力ですが、あまりに高水準であるがゆえに「本当に安全なのか」と疑う投資家もいます。特に新興国の案件では「ポンジスキームではないか」という書き込みやSNS上での懐疑的なコメントが散見されます。現時点で根拠はなく、実績も積み上げていますが、高利回りゆえの不安は拭いきれていません。

運用期間が長いことによる不便さ

TECROWDの案件は1年以上の運用期間が多く、途中解約は原則できません。このため資金を長期間拘束され、急な出費や他の投資機会に資金を回せない点がリスクとして指摘されています。特に複数案件に出資している投資家からは「資金がロックされてしまい身動きが取れない」という声もあります。

海外案件特有のリスク

モンゴルやカザフスタンといった新興国の不動産に投資できる点は強みである一方、カントリーリスクを懸念する口コミも目立ちます。政情不安、災害、経済の停滞などの影響を受けやすく、情報も国内案件に比べて得にくいため「現地の実態が分かりにくく不安」と感じる投資家も少なくありません。

記載ミスや情報開示に関する不安

一部の案件では、目論見書や説明資料に誤記があったという指摘も報告されています。運営側は訂正や対応を行っていますが、投資家にとっては「正確な情報が最初から提示されていなかった」という不信感につながる場合があります。特に海外案件では現地の進捗状況が把握しにくいため、開示情報の透明性を求める声が強いです。

投資先としてTECROWDを検討するなら、人気ゆえに投資できないことや、高利回りへの警戒感、長期運用による資金拘束などの声が実際にあることを理解しておくべきです。評判を見ても「怪しい」と断じるほどではありませんが、投資家が感じている不安は現実的なリスクに基づいています。だからこそ冷静に判断し、余剰資金での活用を意識してくださいね

TECROWDのメリット

高利回りの投資機会

TECROWDの大きな魅力の一つは、業界水準を上回る利回りが期待できる点です。直近の案件では実績利回りが10％前後を記録しており、一般的な不動産クラウドファンディングの相場（4〜6％程度）と比べて高い収益性を示しています。特に、長期的に安定した資産形成を狙う投資家にとっては魅力的な条件となっています。

海外不動産への分散投資

国内案件に加えて、モンゴルやカザフスタン、アメリカなどの海外不動産に投資できる点は他社にはない強みです。新興国の成長市場にアクセスできることで、国内資産に偏らない分散投資を可能にし、ポートフォリオのリスクヘッジにもつながります。個人投資家が単独で参入するのが難しい地域の不動産に、少額から参加できることも評価されています。

為替リスクを抑える仕組み

海外案件に投資する際に不安視される為替リスクについて、TECROWDは円建てで契約を行うことで影響を回避しています。これにより、為替相場の変動によって利益が減少する心配がなく、投資家は不動産本来の運用成果に集中できます。

投資家保護の仕組み

TECROWDでは「優先劣後方式」を採用しており、運営会社自身も劣後出資を行っています。損失が発生した場合にはまず事業者側が負担するため、投資家の元本が一定程度まで守られる仕組みです。さらに、対象不動産の一括借り上げを行う「マスターリース契約」が適用される案件もあり、空室リスクを低減する仕組みが整っています。

多様な物件への投資チャンス

マンションや商業施設に加え、障がい者グループホームやデータセンターといった多様な不動産案件を取り扱っています。社会的意義の高い物件への投資も可能であり、社会貢献と収益性を両立できる点も投資家から支持されています。

丁寧な情報提供とセミナー開催

定期的に開催されるセミナーでは、物件の詳細や運用戦略だけでなく、現地の経済状況やリスク要因についても解説されます。問い合わせへの対応も丁寧と評価されており、情報不足から判断を誤るリスクを軽減できる点は安心材料となっています。

TECROWDのメリットは「高利回り」「海外投資」「リスク対策」の3本柱に集約されます。一般的なクラウドファンディングでは得られない投資機会を提供しているので、分散投資を考えている方にとっては検討に値する選択肢だといえますよ

TECROWDのデメリット

最低投資額が10万円からとハードルが高い

TECROWDは最低投資額が10万円からと設定されており、他社サービスの1万円前後の水準と比べると高めです。小口でリスク分散を考える投資家にとっては参加しづらく、複数案件へ分散投資する際にもある程度の資金力が必要になります。そのため「少額から手軽に始めたい」と考える人には負担が大きい点がデメリットといえます。

新興国特有のカントリーリスク

TECROWDの特徴である海外不動産案件は、成長ポテンシャルがある一方で、政治的リスクや社会不安、インフラ整備の遅れといった要因に左右されやすいのが難点です。特にモンゴルやカザフスタンといった新興国は、日本と比較して情報の透明性が低く、突発的な規制や経済停滞の影響を受ける可能性があります。海外案件に魅力を感じる一方で、不測の事態に備える意識が欠かせません。

元本保証や利回り保証がない

不動産クラウドファンディング全般に共通するものですが、TECROWDも元本保証や利回り保証は一切ありません。利回りが高い案件であっても、運用の失敗や市況の変化によっては元本割れが起こる可能性があります。運営側の劣後出資やマスターリース契約で一定のリスク軽減はされていますが、投資家にとってリスクがゼロになるわけではありません。

人気案件への投資が難しい

高利回りや魅力的な案件は応募が集中し、抽選や先着順で落選するケースも少なくありません。特に仕事や家庭の事情で募集開始のタイミングに参加できない投資家にとっては、希望する案件に投資できないという機会損失リスクが存在します。

運用期間中の資金拘束

TECROWDの案件は1年以上の運用期間が多く、途中解約も基本的にできません。急な資金需要が発生しても引き出せないため、生活資金や緊急資金を充てるのはリスクが大きいといえます。資産の流動性を重視する投資家には注意が必要です。

TECROWDは利回りの高さや海外案件の魅力がある反面、最低投資額の高さや新興国リスク、資金拘束といったデメリットがあることを理解しておく必要があります。投資判断を誤らないためには「余剰資金で取り組む」「案件の内容を事前に精査する」ことが欠かせませんよ

TECROWDの運用実績と信頼性

TECROWDは2021年にサービスを開始して以来、着実に運用実績を積み重ねています。2025年9月時点で累計募集件数は80件を超え、累計調達額は数百億円規模に達しています。これは国内の不動産クラウドファンディング市場においても上位水準であり、投資家からの関心と資金流入の大きさを示しています。

元本割れや配当遅延の有無

これまでの運用において、元本割れや配当遅延が発生した事例はありません。予定通りに配当が行われ、償還も安定している点は、投資家にとって安心材料となっています。不動産クラウドファンディング業界では遅延やトラブルが発生するケースも見られるため、ゼロ実績は大きな信頼性につながります。

高利回りと実績利回りの安定性

TECROWDの想定利回りは8〜12％と業界内でも高水準ですが、実績としても平均9〜10％前後を維持しています。特に新興国案件や社会的意義のある施設（障がい者グループホームなど）では利回りの高さが投資家から評価されています。高利回りでありながらも安定した償還が続いている点は、信頼性を裏付ける要素です。

投資家への情報公開と運営対応

セミナーやレポートでの情報提供、問い合わせへの丁寧な対応も信頼を高める要因です。実際の投資家からは「償還や配当が予定通り」「説明が丁寧で不安が軽減された」といった声が多く寄せられています。一方で、募集開始直後に完売してしまうほどの人気ぶりがあり、投資機会を得にくい点も信頼の裏返しといえるでしょう。

今後の信頼性に関する留意点

現時点で安定した実績を残しているものの、海外不動産案件が多いことから、カントリーリスクや為替以外の外部要因には注意が必要です。現状は円建てでの取引やマスターリース契約、劣後出資制度によってリスク軽減策が講じられていますが、将来にわたって同様の実績が保証されるわけではありません。投資家は「実績があるから絶対に安全」と考えるのではなく、余剰資金を活用したリスク許容範囲内での投資が推奨されます。

TECROWDは今のところ元本割れや配当遅延がなく、実績面では信頼性が高いといえます。ただし、高利回りゆえにリスクがゼロではありません。投資家としては「実績の安心感」と「将来リスク」の両方を意識して、長期的な視点で判断することが大切ですよ

TECROWDを利用する際の注意点

TECROWDは高利回りや海外不動産案件を特徴とする不動産クラウドファンディングですが、利用にあたっては事前に押さえておくべき注意点があります。ここでは投資家が見落としやすいポイントを整理します。

募集タイミングと投資機会の確保

TECROWDのファンドは募集開始直後に応募が集中し、数分で満額になることもあります。先着形式の場合は投資機会を逃しやすいため、事前に会員登録や本人確認を済ませ、メール通知やスケジュール管理を徹底することが重要です。抽選方式の活用も投資確率を上げる一手です。

海外案件に伴うカントリーリスク

モンゴルやカザフスタンといった新興国案件では、政治・経済の不安定さや法制度の変化によって不動産価値や流動性が影響を受ける可能性があります。為替リスクは円建て契約により軽減されていますが、現地の社会情勢や法規制の変化により想定外のリスクが生じる点は理解しておく必要があります。

元本保証はなく資金拘束がある

TECROWDの投資案件には元本保証や利回り保証がありません。さらに運用期間中は中途解約ができないため、投資資金が長期間拘束されることになります。生活資金や短期で必要となる資金を投じるのは避け、余剰資金で臨むのが基本です。

最低投資額のハードル

最低投資額は10万円からと、不動産クラウドファンディングの中では高めです。少額で分散投資したい投資家には負担が大きくなる可能性があります。複数案件への分散を検討する場合は、相応の資金計画が必要です。

情報開示と自己判断の重要性

案件情報や事業者からの資料だけでは十分に判断できない部分もあります。物件の立地条件、出口戦略、リスク軽減策を理解するためにセミナーや問い合わせを積極的に活用し、自ら納得した上で投資判断を行うことが欠かせません。

TECROWDは魅力的な利回りが目立ちますが、投資できるタイミングの難しさや海外リスク、元本保証のない点を理解した上で使うことが大切です。余裕資金を投じ、募集情報を逃さない準備を整えておくことが安心につながりますよ

TECROWDはどんな投資家に向いているか

TECROWDは高利回りや海外不動産案件を取り扱う点が大きな特徴であり、どのような投資家に適しているかを見極めることが重要です。実際の投資家ニーズや資産状況によって向き不向きが分かれるため、ここでは具体的に整理して解説します。

高利回りを求める投資家

年8〜12％と不動産クラウドファンディングの中でも高水準の利回りを提示しているため、安定的なインカムゲインやリターンを重視する投資家にとって魅力的です。特に定期配当型のファンドは、毎月や四半期ごとの収益を期待する人に適しています。

海外不動産で分散投資をしたい投資家

モンゴルやカザフスタン、さらにアメリカなどの案件も扱っており、国内だけではなく新興国や先進国の不動産にアクセスできます。地域分散を進めたい投資家や、海外市場の成長ポテンシャルを取り込みたい人には有効な選択肢です。

余裕資金を持つ中長期投資家

最低投資額が10万円からとやや高めで、運用期間も1〜3年と比較的長い案件が多いのが特徴です。短期のキャッシュフローを重視する人よりも、中長期で資金を拘束できる余裕がある投資家に向いています。急な資金需要がない人や「余剰資金を効率的に増やしたい」と考える層が適しています。

リスクを理解し許容できる投資家

海外案件ゆえのカントリーリスクや元本保証がない点を理解した上で、優先劣後方式やマスターリース契約といったリスク軽減策を評価できる人に向いています。高利回りには相応のリスクが伴うことを理解している投資家ほど、TECROWDを効果的に活用できます。

社会的意義を意識する投資家

障がい者グループホームや地域社会に貢献する案件も多く扱っており、利回りだけでなく「社会貢献型投資」に魅力を感じる人にとっても選びやすいサービスです。投資を通じて社会的意義を実感したい層に合致します。

TECROWDは短期での資産増加を狙う人よりも、余裕資金を持ち高利回りや分散投資を意識する中長期投資家に向いているサービスですね。特に海外案件や社会的意義のある案件に魅力を感じる方は相性が良いと思います。ただし、カントリーリスクや資金拘束をしっかり理解した上で取り組むことが大切です

目次

• TECROWD（テクラウド）
  • TECRA株式会社

TECROWD（テクラウド）

TECRA株式会社

新興国不動産への投資が可能。高利回り案件が多い

案件数	85件
直近10件平均利回り	9.65%
直近10件直近最低利回り	8.50%
直近10件直近最高利回り	11.50%
直近10件募集割合平均	100.00%

公式サイト

TECROWD（テクラウド）がおすすめの理由

TECROWD｜テクラウドがおすすめの理由は「海外不動産に投資できる数少ないクラウドファンディング」「平均利回り10％超と高水準の実績」です。

テクラウドは2021年にスタートした不動産クラウドファンディングで、国内案件だけでなくモンゴルやカザフスタンなど新興国の不動産にも投資できる点が大きな特徴です。個人では参入が難しい海外不動産への投資を、運営会社が物件選定から管理・運用まで代行してくれるため、投資家は手軽に国際分散投資のメリットを享受できます。また、直近10件のファンド実績利回りは9.65％、平均運用期間は17.5ヶ月と、業界全体と比較しても高い収益性を示しています。さらに、累計調達額は460億円を超え、これまで元本割れや分配遅延が一度も発生していないという安定した実績も安心材料です。

メリットとしてまず挙げられるのは、利回りの高さです。通常の不動産クラウドファンディングが年利4％前後であるのに対し、テクラウドは8～11％台の案件が多く、インカムゲインとキャピタルゲインの両面で収益を狙えます。次に、海外案件を円建てで投資できる点も大きな利点です。為替リスクを直接負わない仕組みが整っているため、海外投資で懸念されがちな為替変動の影響を軽減できます。さらに、マスターリース契約が導入されている案件が多く、空室が発生しても一定額の賃料収入が確保される仕組みになっています。これにより安定的な分配金が期待でき、リスクを抑えた運用が可能です。運営元のTECRA株式会社は不動産特定共同事業の許可を持ち、信頼性ある事業者である点も投資家に安心感を与えています。

一方でデメリットも存在します。まず、最低投資金額が10万円からと比較的高めに設定されているため、少額から始めたい初心者にはハードルが高いかもしれません。また、海外案件が多いため、カントリーリスクを無視することはできません。現地の経済不安、災害、政治的リスクによっては、物件の価値や運用に影響が及ぶ可能性があります。さらに、他の不動産クラウドファンディングと同様に元本や分配金の保証はなく、あくまで投資である以上リスクを伴う点を理解しておく必要があります。加えて人気が高く、募集開始直後に枠が埋まってしまい、投資の機会を逃すケースも少なくありません。

それでもテクラウドは「高利回りを狙いたい人」「国内不動産だけでなく新興国市場に分散投資したい人」にとって魅力的な選択肢です。特にAIやデータセンター関連のような将来性のある不動産案件を取り扱う点は注目に値します。実績と利回りの高さ、海外案件へのアクセスという強みを兼ね備えたテクラウドは、中級者以上の投資家にとって資産形成の幅を広げる有力なサービスといえるでしょう。

案件数	85件
直近10件平均利回り	9.65%
直近10件直近最低利回り	8.50%
直近10件直近最高利回り	11.50%
直近10件募集割合平均	100.00%
優先劣後方式	○
最低投資金額	100,000円
募集方法	先着、抽選
組合契約	匿名組合型
物件の種類	戸建、アパート・マンション、オフィス
優遇サービスあり	○
物件の開示情報	住所、運営会社、財務情報、面積、事業内容
出金手数料	無料（楽天銀行）、振込手数料（楽天銀行以外）
運用レポートの共有あり	○
運営会社設立年月	2001年
運営会社資本金	156,600,000円
上場	×

公式サイト