5分でわかるスマートハウスとスマートホーム | おウチもスマート時代に

  • 0
  • 0
  • 0
  • 0
  • LINE
5分でわかるスマートハウスとスマートホーム | おウチもスマート時代に

不動産業界では「スマートハウス」「スマートホーム」という言葉を耳にする機会が増えました。
今回は、注目の集まるスマートハウスとスマートホームがどのようなものか解説していきます。

スマートハウスとは?

一般的にスマートハウスとは、エネルギー効率を考慮した、環境にやさしい住宅とその取り組みを指します。

スマートハウスという言葉自体は1980年代にすでに誕生していましたが、当時は空調や照明、防犯設備などの“制御の自動化”がメインコンセプト。家庭内に情報伝送路を張り巡らし、パネルで一括コントロールするような取り組みが中心でした。

国内では、松下電器産業(現:パナソニック)が1998年に公開した「HIIハウス」が話題に。すべての家電がインターネット上に接続され、リモコン一つですべての家電を制御することを実現しました。

 

現代のようにエネルギーの効率化や見える化という側面がピックアップされはじめたのは、HEMS(Home Energy Management System)が普及した2010年前後からになります。HEMSとは、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムの事で、今やこのHEMSを導入している事が、スマートハウスの定義になっていると言っても過言ではありません。

HEMSを導入した住宅では、電気やガス、水道などの家で使用するエネルギーの消費量を、モニターでチェックする事ができます。「リビングのコンセントでは何ワットの電力が消費されているか」というように、単位まで表示する事ができるので、どこに無駄があるのかを一目で把握する事が可能です。
また、電気代が高い時間帯には自動的に節約運転にする、という家電の自動制御もHEMSの役割の一つです。国は、2030年までに全世帯にHEMSを普及させるという目標を発表しています。

また、各家庭が自発的にエネルギーを創っていくこともスマートハウスのコンセプトの一つです。「ソーラーパネル」の設置や、水素と酸素から電気と熱をつくる家庭用燃料電池「エネファーム」など、創エネのシステムは私達の生活に定着してきています。
家で使う電力をすべて各家庭で発電し、光熱費を実質的に不要にした住宅をゼロエネルギーハウス(ZEH)と呼び、国は2020年にまでにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現する事を目標としています。

スマートホームとは?

スマートホームとは、IoT化された家電や設備が組み込まれた住宅の事を指します。
スマートフォンで家電やドアロックを操作できる家、子どもが帰宅した事を教えてくれる家などが、スマートホームの例として挙げられます。

このような住宅のIoT化の動きは大型分譲マンション等にも見られ、マンション入居者にリストバンド型ウェアラブルデバイスを提供し、そこから集約・解析したデータを敷地内のフィットネスジムと連携するサービスなども始まろうとしています。

家電や設備のIoT化は、IoT対応の物件の登場にもつながっています。例えば、ロボット型掃除機に入って欲しくない場所は段を下げて作り、逆にロボット掃除機が動きすいように壁の下部を開けて他の部屋にも入れるようにする等、IoT化商品が入る前提で建設・リノベーションされる物件も実際に登場しています。

現在では、IoTを導入した家=スマートホームという図式が成り立っています。しかし近い将来、IoT化商品が入る事を前提に設計されたニュータイプの物件をスマートホームと呼ぶようになる日が来るかもしれません。

  • 0
  • 0
  • 0
  • 0
  • LINE

こちらの記事もオススメです

横浜市が取り組む「IoTスマートホーム」 - 未来型の住宅とは?
横浜市が取り組む「IoTスマートホーム」 - 未来型の住宅とは?
2017.09.14 IoT
今さら聞けない不動産テックを知る5つのキーワード
今さら聞けない不動産テックを知る5つのキーワード
2017.08.23 AI/ビッグデータ、IoT、VR/3D、物件検索
ここ数年話題のIoTとは - 不動産業界におけるIoTの活用事例
ここ数年話題のIoTとは - 不動産業界におけるIoTの活用事例
2017.08.23 IoT
最新不動産技術を駆使した最強セキュリティホームを考える
最新不動産技術を駆使した最強セキュリティホームを考える
2017.08.23 IoT
民泊の不安、IoTが解決の糸口になるか?イッツコムとコネクティッドデザインのIoTを活用した民泊支援サービス
民泊の不安、IoTが解決の糸口になるか?イッツコムとコネクティッドデザインのIoTを活用した民泊支援サービス
2017.08.23 IoT、民泊
「不動産テック業界 カオスマップ」から読み取る不動産テックの今後
「不動産テック業界 カオスマップ」から読み取る不動産テックの今後
2017.08.23 AI/ビッグデータ、IoT、VR/3D、不動産営業、不動産投資、不動産管理、建設/建築、民泊、物件検索、賃貸
無料eBookダウンロード

不動産テックに関する様々な情報を掲載した最新レポートを無料でダウンロードできます。

所属団体

スマーブは東証一部上場企業の株式会社リブセンスが運営しています。

記事広告掲載について

スマーブでは、不動産テックに関する記事広告をお申込みいただく企業様を募集しております。どうぞお気軽にお申込みください。